ヨガインストラクターの資格である全米ヨガアライアンスRYT200の取得をするなら、
ヨガの聖地・インドへの短期留学をおすすめします。
筆者は実際にインドでインストラクター養成講座(TTC)に参加して、RYTの資格を取得しました。
体験談から、インド留学の詳細とインドがおすすめである理由をご紹介します。
なお、金額などは2018年時点のものを記載していますので、あくまでご参考としていただき、最新の情報をご確認ください。
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目次
ヨガインストラクターになるために資格は必要?
ヨガインストラクターになるために、ヨガの資格は必要でしょうか?
答えはNOです。
資格は絶対に必要ではありません。
しかし、日本でインストラクターとして働きたい場合、これまでの経験や、持っているヨガの資格を提示させるヨガスタジオや学校が多いのも事実です。
そのため、今後ヨガを仕事にしていきたいと考えている方は、インストラクター資格(特にRYT200)を取っておくことをおすすめします。
インドでヨガの資格を取るメリット
1.世界で通用する資格を取得できる
ヨガ業界で人気と知名度があり、全世界共通と言われているのは全米ヨガアライアンスの資格。
全米ヨガアライアンス(Yoga Alliance)は、1999年に2つのヨガ団体が合併してできた世界で最も知名度の高い米国の協会です。
RYT200、RYT500などヨガアライアンスが発行するライセンスは、世界70各国で通用する世界で最も認知されたヨガの資格です。
この資格を取得するには、協会が定めた基準に基づくトレーニングを、200時間または500時間(200時間+300時間)受講し、合格する必要があります。
インド留学で行く、資格の取れるアシュラムや学校は、ほとんどがこの全米ヨガアライアンス認定校であるため、卒業・試験に合格すれば全米ヨガアライアンスの資格を取得できます。
2.ヨガの聖地で本格的に修業ができる
ヨガの起源は紀元前2500年頃まで遡ります。
ヨガ発祥の地はインド北部のリシケシ(リシケシュ)と言われています。
ガンジス川がそばを流れ、緑に囲まれた山があり、自然の中で深く瞑想ができるような環境が揃っている地です。
現在リシケシにはヨガのアシュラムが100以上あり、世界中から観光客や修行者が訪れています。
また、インド南部のゴア・ケララ地域はアーユルヴェーダの聖地であり、ここにも多くのアシュラムが存在します。
資格取得には約1か月の期間がかかることが多いため、一か月アシュラムに滞在することで、食事から生活の仕方まで、ヨガの精神を体験することができます。
アシュラム生活についてはこちらの記事で紹介しています。
3.安い費用で資格が取れる
インドの物価は安く、アシュラムに住み込むヨガ留学は、食費や宿泊費も含まれているため、日本で資格を取得するよりも格安でRYTの資格が取得できます。※2018年時点
取得する資格の内容や参加するアシュラムにもよりますが、インドの相場は$2000~$3000(20万~30万)でした。※インドまでの渡航費は含みません。
日本で同じ全米ヨガアライアンスの資格取得費用の相場は、2018年時点で40万~50万でした。
そして場合は授業料のみですので、食費などの生活費はもちろん別で必要です。
インドで取れるヨガ資格の種類とは
インドで取れる資格の種類はどのようなものがあるのでしょうか。
おすすめは、先ほども記述した全米ヨガアライアンスの資格・RYT。
ヨガインストラクターの水準を高めるため、世界で共通したカリキュラム(アーサナ・実践100時間、指導技術25時間、哲学30時間など)が組まれています。
種類としては下記の4つがあり、①を取得したら②に挑戦するという風に、段階を踏んで取得していきます。
①全米ヨガアライアンス認定200時間(RYT200)
②全米ヨガアライアンス認定500時間(RYT500)
③全米ヨガアライアンス認定マタニティヨガ(RPYT)
④全米ヨガアライアンス認定キッズヨガ(RCYT)
一番人気なのは、やはりRYT200でしょう。
それ以外のものは授業を行っていないアシュラムもあるため、行きたいアシュラムで取りたい資格が取得できるのか、下調べが重要になります。
アシュラムや学校でどの資格が取れるかは、全米ヨガアライアンスのホームページから確認できます。
インド留学、アシュラム修行の費用比較
取得する資格の種類により料金に差があります。
そのため一番一般的な全米ヨガアライアンス認定200時間(RYT200)で比較をしてみましょう.
場所 | 費用相場 | 食事、宿泊費など |
リシケシ(北インド) | $3000~$4000 (30~40万) |
込み |
ケララ(南インド) | $2500~$4000 (25~40万) |
込み |
日本 | 40万~50万 | 別 |
北インドのより南インドの方が物価も安いため、安く資格を取得できるアシュラムもあります。
全米ヨガアライアンスのホームページで検索してみるとよいでしょう。
ただ、上記の金額は日本からの渡航費は入っていませんのでご注意ください。
プラスで往復10万程度の飛行機代を見積もっておくとよいと思います。
一方、日本での費用は非常に高額です。
上に書いている日本の相場には、食事代などは含まれていないため、さらに生活費が別途かかります。
その他、ハワイやバリ島も、短期留学で資格取得に人気があります。<
各地の費用も比較していますので、参考にしてみてください。
インドでおすすめのアシュラムとヨガ修行の地域
せっかくヨガインストラクターの資格をとるなら、ヨガ聖地へのインド留学をおすすめします!
ヨガの聖地と言われるリシケシか、南インドのアーユルヴェーダ発祥の地であるゴア・ケララ地方はいかがでしょうか?
リシケシ
日本人を含め、世界中で人気の修業の地はヨガの聖地と言われるリシケシ(リシケシュ)。
北インドにあり、ニューデリーのすぐ北に位置します。
ガンジス川と山に囲まれた瞑想に最適なエリア。
非常に多くの100を超えるアシュラムが存在し、多くの人が訪れます。
全米ヨガアライアンスホームページの「Find a school」のページの「City, Region or country」の部分に「Rishikesh」と入れて検索してみましょう。
たくさんの学校やアシュラムが出てきます。
行きたい時期に合ったもの、金額やレビューを参考に学校を決めることができるでしょう。
ゴア、ケララ
次に人気なのがインドのリゾート地として知られるゴア、ケララ地方。
南インドのアーユルヴェーダ発祥の地です。
海岸線上に位置するため、インドと思えないような美しい海とビーチ、のどかで温暖な素晴らしい気候が楽しめる素晴らしい地です。
治安も非常によく、町の人も穏やかでフレンドリーです。
私はこのケララ地方でインドの修業をし、インストラクターの資格を取りました。
食事の後の少しの休憩時間にもビーチに降りていくことが出来ましたし、
休日は女性一人で近くのマーケット程度なら歩いていくこともできるほどの安全さでした。
時間がゆったりと流れ、素晴らしい場所ですので是非調べてみてください。
ヨガ発祥の聖地にこだわらないのであれば、私はこちらの南インドをおすすめします。
インドでヨガなら南インドがおすすめ
インドでヨガのインストラクターの資格を取るなら南インドのゴア、ケララ地方をおすすめします。
費用・治安・環境の、どの点でも満足できるかもしれません。
インドで短期留学する間の体調が心配、水が合わずに食あたりにならないかなどと不安もあるかと思いますが、
南インドのケララは、美しい水が飲めることでも有名な地です。
日本語通訳や日本人の在中しているアシュラムもあります。
日本語でヨガの資格が取れるインドのヨガスクールもまとめていますので参考にしてください。
せっかくの時間と費用を使ってインストラクターの資格RYT200を取るなら、
心と身体にベストな環境でヨガを勉強し、資格取得をめざしてみてくださいね。
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