インドに旅行や観光だけでなく、ヨガ留学やリトリートに行く際のビザの種類は何が必要でしょうか?
・ビザの申請のやり方
・料金や期間
・写真
についてなど、詳しく解説します。
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目次
インドヨガ留学やヨガ旅行にビザは必要?
インドへのヨガ短期留学も、インド観光旅行と同じようにビザが必要です。
インドのビザの種類はいろいろありますが、ヨガインストラクターの資格取得のための滞在は、基本的に観光、旅行ビザとかわりません。
インドのビザの種類
①到着時ビザ(visa on arrival)
事前申請なく、インドの空港で取得するビザです。
取得できる国籍の人は限られます。
また、取得できるインドの空港も限られます。
この空港は、まれに変更になることがあるため、事前にインド領事館又はインド政府のホームページで確認をしましょう。
飛行機チケット購入後に入国可能な空港でも、急に変更となり、到着日にはその空港が対応していない場合は、入国ができないため注意が必要です。
②イーツーリストビザ (e-Tourist Visa)
事前にオンラインで申請できる観光ビザです。
一番手軽でおすすめのインドビザ申請方法。
申請費用は安く、申請にかかる期間も短いです。
これも到着ビザと同様、取得できる国籍の人は限られます。
また、取得できるインドの空港も限られます。
③観光ビザ
事前に自分の国のインド領事館で発行する観光目的のビザです。
事前に日本のインド領事館(東京・大阪)で申請をして取得をします。
①②と比べて安心で確実ではありますが、非常に時間と手間がかかります。
また、地方に住んでいる方にはおすすめできません。
④留学生ビザ
インドの学校に通う際に必要なビザ。
行く教育機関によりますが、最大で5年のビザです。
⑤その他
研究、就労、報道、医療ビザなどの専門ビザです。
ヨガ旅行や短期ヨガ留学におすすめ★(e-Tourist Visa)とは?
ヨガリトリートや短期のヨガ留学などでインドに行くなら、旅行と同様に、オンラインビザ(e-Tourist Visa)がおすすめです。
代行は必要なく、自分でオンラインで申請ができます。
オンラインビザ(e-Tourist Visa)とは、
限られた国と限られた空港から入国する人のみ申請が可能な
取得費用が安く
取得期間が早く
代行なしで簡単に自分で申請ができる
非常に便利なビザです。
オンラインビザ(e-Tourist Visa)の申請の方法
必要な書類
1、証明写真データ(オンライン申請のためデータのみ)
2、パスポート(インド同着から最低6か月以上の期限である。
最低2ページ以上の白紙のページがある)
3、帰りの飛行機チケット(未定の場合はなくてもよい。)
4、インド滞在先の連絡先と住所(ホテルなどでよい)
5、インドに以前入国経験があれば過去のビザ情報
※オンライン申請画面で過去のビザナンバーが聞かれます。
忘れてしまった、
なくしてしまった、
パスポートが新しくなったために以前のビザがない!
という場合は、「No answer」又は「Un known」と記入すれば問題ありません。
申請の料金
申請費用:$25(2018年1月時点)
日本円では約2700円程度で申請が可能です。
支払いの仕方もオンラインのカード決済が可能です。
申請にかかる期間
期間:24時間(個人差によるが最大でも2,3日)
※申請後、受付確認のメールがすぐに届き、数日のうちに本物のVisaがメール添付で送られてくるため、これを印刷して持っていけばいいです。
インドビザの写真の決まりは?
オンラインで申請ができるビザは、写真もアップロード形式です。
手軽ですが、規定がありますので、基準に沿った写真を取る必要があります。
<規定の一例>
1. 最近の写真である、カラー写真
2. 背景は無地で明るい光色、または白
3. サイズが 50mm X 50mm (5cm X 5cm)
など、他にも細かくたくさんの規定があります。
スマホで撮った写真は、却下される可能性もあります。
サイズなど正確なため、写真屋などで撮影することをおすすめします。
写真の服装に決まりはありませんが、シンプルな服装がおすすめです。
インドビザのオンライン申請のやり方
インド政府のホームページから申請が可能です。
申請画面や入力画面は、すべて英語です。
内容の翻訳は非常にわかりやすく詳しく説明されているブログを発見したので「インド号」さんのこちらのブログの説明に沿って申請すれば安心です。
※項目などは変わる可能性がありますので全く画面が一緒でない可能性があります。
各項目の質問に答え、個人情報を入力していけば申請ができます。
入力事項で分からない項目があった場合は?
「Un known」又は「No answer」と記入しましょう。
無記入のブランクだと先に進めません。
例えば、個人旅行で、到着後にホテルを探そうとされている方は、「インド国内の滞在先の住所」の質問は入力ができません。
その場合は「Un known」または、例えばデリーに滞在予定であれば「Hotel in Delhi」などと記入しておけば問題ないです。
今回のビザ申請が2回目以降のインド入国の場合、前回のビザナンバーを聞かれます。
これも、例えば10年以上前の滞在であれば、パスポートが変わっているため、手元に以前のビザがないこともあります。
以前のビザの情報がわからない場合も、「Un known」で問題ありません。
私も2度目の滞在で以前のインドビザの情報がなくUn knownで出しましたが、無事にビザは取得できました。
もちろんできるだけ書けるところは詳細に記入をしたほうがいいですが、書けないところは上記のような記入でもOKなのです。
申請ボタンを押した後の流れ
無事にすべてを入力し、申請ボタンを押して申請作業が完了すると、受付されたあなたのIDが表示されます。必ず控えておきましょう。
その後すぐに、登録したメールアドレスに、「Status regarding e-Visa application」というタイトルで、インド政府から無事にビザの申請を受付されたことを確認するメールが届きます。
※これがオンラインビザ申請完了のメールではないため注意。
その後、1日程度(私の場合は7時間後くらい)で申請完了のメールが届きます。
申請にかかる期間が短く、本当に驚きました。
メール内にある文中の「Application Status」がGrantedになっていれば無事に申請が完了し、ビザが発行されたことを意味します。
メールからインド政府のリンクに飛べるため自身のIDを入れて受付が完了されているか再確認をしましょう。
インド政府のホームページから、自身のビザをPDFで出力できるため、インド入国前に印刷をしてこれを持参しましょう。
※証明写真などはオンライン申請時にデータでアップロードされており、出力されるPDFのVisaにも顔写真はすでに印刷されている。そのため、実際の写真の現物はインド入国時、空港に持参する必要はありません。
【重要】インドのオンラインビザ申請の注意点
インドのビザは、代行不要で、オンラインで申請ができます。
簡単で自分で申請ができるからこそ、ミスがないように気をつけなければ、いざ空港について入国できないことが発覚するという事態にもなりかねません。
申請前に再度確認をしてほしいことをまとめましたのでチェックしてみてください。
1.申請者の国籍
本ブログは読者も日本の方であることを想定しています。
日本のパスポートではない方は、入国の条件が変わってくる可能性があるため、必ずインド政府のホームページでオンラインビザ申請が可能であるのか確認をしてください。
2.インド入国空港
全てのインドの空港がオンラインビザで入国できるわけではありません。
限られた国際空港からのみ、e-Tourist Visaで入国可能。
そのため、必ず予約した飛行機のチケットの到着空港が、オンラインビザ(e-Tourist Visa)に対応をしているか確かめましょう。
また、この対応空港は急に変更されることもあります。
チケットを予約した時点ではオンラインビザに対応していたのに、入国の日には対応していなかった、変更されたことに気づいてなかったということがないように気をつけてください。
北インドのデリーやムンバイ、南インドのチェンナイやコチ、ゴア、トリバンドラムなどたいていの大きな都市や観光地の空港は急に変更されることはありませんが、念には念を押しておくことをおすすめします。
3.インドへヨガ留学する際はその滞在期間の期限にも注意
たいてい、ヨガのインストラクターの資格をとるためのコース、全米ヨガアライアンスのRYT200又はRYT500 のコースは30日間です。
旅行観光も30日未満の滞在でしょう。
このオンラインビザ(e-Tourist Visa)で滞在できる期間は、ちょうど30日です。
そのため、時差などに身体を慣らすためにコースが始まる少し前にインド入国をしようとすると、30日を超えてしまう可能性があります。
その場合は必ずヨガのアシュラムや学校に連絡をして事前に事情を説明しましょう。
アシュラムのコースも、30日きっちりでカリキュラムは組まれていないことが多いです。
28日間で終わらせてくれるよう頼むなど、事前に学校のスタッフに話しておくと融通を利かせてくれるでしょう。
事前の滞在期間とビザの期限が問題ないか、確認はしておきましょう。
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