ヨガのインストラクターになるために、せっかく短期集中コースに参加するなら、
ヨガの聖地インドや、旅行感覚で楽しみながら参加できるハワイ、アジアのリゾート地バリ島などへの海外短期留学をぜひおすすめします。
現地の本場のヨガや、食事など、ライフスタイルから学ぶことができますよ。
しかし、まず心配なのは英語力。
海外にヨガ留学をしてRYT200の資格を取得するためには、どれくらいの英語力が必要なのでしょうか?
インドへ短期留学をするにはどれほどの英語力が必要か、実際にインドでヨガのインストラクター資格を取得した経験をもとにお話します。
目次
海外ヨガ資格コースの授業内容は?

まずはじめに、RYT200のヨガインストラクターの資格を取得するためには、どのような授業を受けるのでしょうか。
インストラクター養成コースは、日本でも海外でも、世界共通で質の高いインストラクターを育成するため、授業内容やカリキュラムは大まかに決まっています。
一般的には座学 ( ヨガの歴史・哲学・解剖学について )と、実技 ( ポーズ指導 ) に分かれます。
■実技練習(Techniques Training/Practice):100 時間
一般的なアーサナの練習。
■指導学(Teaching Methodology):25時間
インストラクターとしてクラスを持ったとき、どのように生徒をアジャストメント(ポーズの修正)をするかの勉強。
■解剖学(Anatomy and Physiology):20時間
身体構造について学ぶ。
■ヨガ哲学(Yoga Philosophy):30時間
ヨガの聖典と呼ばれる「バガヴァッド・ギーター」「ヨガスートラ」について。
■実習(Practicum):20時間
以上のカリキュラムを1か月程度で学び、最後に修了試験を受けて合格をすれば、ヨガインストラクターの資格取得が可能です。
取る資格の種類や流派によって違いもあるため、参考程度にしてください。
※2024年からカリキュラムの時間割は変更予定
海外でヨガの資格を取るために必要な英語力~座学~

上記で紹介した授業は、すべて英語で行われます。
アーサナを行う実践のクラスでは、恐らくあまり細かい英語が理解できなくても、授業についていくことはできるでしょう。
しかし、解剖学・哲学のクラスとなると、日常会話以上・ビジネスレベル以下の英語力が必要です。
英語で、簡単な小説や新聞記事のコラム(政治的な難しいものではなく)程度が辞書なしでも読める程度の理解力があれば、といったレベルになります。
私自身、インドへ講座を受けに行く際、一応英語は日常会話以上に話せる自負があったためにそれほど不安なくインドに行きました。
しかしそれでも、解剖学や哲学のクラスでは苦労をしました…。
解剖学では、身体の関節や内臓などの英単語がたくさん出てきます。
生物学的な言葉を、英語で理解していなければなりません。
哲学のクラスでも、日常会話では出てこない単語がたくさんあります。
インドのアシュラムや学校の中ではネットが限られているところが多いため、
私の場合はインターネットをつなげることができた時に、わからなかった単語をまとめて調べるようにしていました。
クラスメイトには、世界各国からヨガを勉強しに来ている人がいますので、私同様に英語が母国語でないクラスメイトもいました。
専門的な分からない英語があれば、みんな積極的に意味を聞いていましたので、日常会話ができる英語力があれば、クラスの中でもコミュニケーションを取りながら、授業についていくことも一応できるでしょう。
海外でヨガの資格を取るために必要な英語力~実践クラス~

全米ヨガアライアンス認定のヨガインストラクターの資格を取得するためには、コースの修了試験で、実際にクラスのインストラクション(模擬授業)をしなければなりません。
クラスメイトや先生の前で、実際に90分の授業を行うのです。
・チャンティング
・呼吸
・アーサナ
・アジャスト
・締め
この一連を英語でできるようにならなければなりません。
アーサナの内容は太陽礼拝から立ちのポーズ、仰向け、座り、うつ伏せのすべてのシークエンスを行います。
※アシュラムによってテスト内容は変わる可能性があります。
とはいえ、クラスで使用するインストラクションの英語はだいたい決まっています。
そのため、英語で授業をするなんて無理!とは思わず、少しでも英語ができる方はぜひチャレンジしてみてください。
英語があまりできなくても、一度フレーズを覚えてしまえば何とかなります。
海外ヨガ留学に必要な英語力~筆記テスト~

全米ヨガアライアンス認定のヨガインストラクターの資格を取得するためには、修了試験で筆記テストにも合格しなければなりません。
筆記テストは、アシュラムや学校によって実施する学校としない学校があるため、ご自身が検討されている学校に問い合わせてみましょう。
この筆記試験にはたいていヨガの歴史などのヨガの基本的な知識を聞かれます。
そのほか、ポーズの名前や効果などを聞かれる可能性がありますね。
この筆記試験ももちろん、英語で回答をしなければなりません。
ですが海外のスクールは、母国語が英語ではない人に対しては特に、スペルのミスなどあまり問題にされません。
何が言いたいのか分かればOKです。
私が通ったスクールは、英語で何を書いているのかを採点をする先生が理解できなかった場合は、その場で生徒を呼び出して、何を回答したのか口頭で聞かれました。
その答えが合っていれば正解となりますので、あまり緊張しなくても大丈夫です。
海外ヨガ留学で使う英語~生活編~

海外ヨガ留学で、宿泊型のコースを選んだ場合には、共同生活になるでしょう。
朝起きて、朝食、掃除、クラス、そして就寝まで、クラスメイトと先生と常に一緒に生活をします。
クラスメイトは世界各国からインドにヨガを勉強しに来た人たちになります。
クラスメイトとコミュニケーションが取れるレベルの英語があれば、とても便利ですし楽しく過ごすためのツールとなります。
1か月以上共同生活をして共に資格取得するために頑張った仲間は、生涯の友達となりますよ。
卒業後にも、それぞれが色々な分野で活躍しているのを連絡し合う関係になることだってありますよ。
インターネットで辞書は使える?

資格取得コースでは、哲学や解剖学のクラスで専門的な英単語が出てくるため、英語上級者でも知らない単語が出てきます。
こういった時、授業内でインターネットを使って単語の意味を調べられるのか?
そもそも、インターネット使用可能な環境なのか?
これは、参加するコースとアシュラムによって違います。
先生によってはクラスに電子機器完全持ち込み禁止というクラスもありますし、インターネットが通ってないアシュラムも存在します。
私の行ったインドのアシュラムでは、インターネットWifiがある環境でした。
しかし、できるだけパソコンや携帯電話から離れ、自然にかえる生活を1か月間は試してほしいという先生の想いもあり、生徒はできるだけネットを使わないようにしていましたね。
私の場合は先生にお願いをして、「授業の中でわからない単語がたくさん出てくるので、調べるために携帯電話を使わせてほしい」と事前に頼み、授業中でも意味を調べていました。
ネットのつながりが悪く、ほとんど使うことはできませんでしたが…。笑
英語力に不安のある方は、どの国に行くにしても、コース申し込み前に問い合わせをして相談をしておくとよいでしょう。
日本のエージェントや日本のヨガスクールが海外でコースを開催しているところも多くあります。
しかし、せっかくなら海外の講師から直接学びたいという方は、まずは日常会話の英語を勉強して準備するのもいいでしょう。
日本語でヨガ資格を取れるアシュラムも
どんなに英語ができても、「やっぱり深くヨガを学ぶために、母国語で理解を深めたい」という方は多いでしょう。
私自身、英語でヨガスートラなど勉強しましたが、
日本に帰国したあとに日本語で読み直すまでは、完全に意味の理解ができませんでした。
特にヨガスートラについては、事前に日本で本を読んでおくことをおすすめします。
日本語のヨガスートラで、とても分かりやすい本はこちらです。
これを読んでおけば、英語のヨガ哲学クラスでも理解が深まるはずですよ。
インドでも日本語で全米ヨガアライアンス認定の資格を取れる学校があります。
英語力を心配せずに、ヨガの聖地インドで日本語による授業を受けることができるため、おすすめです。
ヨガビニJapan
資格取得に人気の地、リシケシのアシュラム。
日本語対応の日程は限られているようですのでスケジュールを確認しましょう。
その他にも日本語対応できるアシュラムが今後増えてくるでしょう。
ウェブサイト:https://india.yogavinirishikesh.com/yoga-teacher-training/
まとめ

結論として、ヨガの聖地・インドのアシュラムや学校に留学して、ヨガのインストラクターの資格を取得するには、日常会話レベル以上の英語力が望ましいといえます。
解剖学や哲学、ヨガの聖典を、英語で読み解いて理解する必要があるためですね。
また、修了試験で模擬クラスをする際は英語で実施することになります。
日常会話ができれば、各国から参加しているクラスメイトとも仲良くなれます。
もし英語力には自信がないといった場合には、インドで日本語で資格を取ることができるアシュラムを探してみましょう。
そのほか、英語で行われるヨガレッスンを日本でまず受けてみたり、数日だけの海外ヨガリトリートに参加するのもおすすめです。
雰囲気を掴むことができるかもしれませんよ。
ヨガは誰もができるものです。
言語の壁によってその道が閉ざされてよいはずがないのです。
ぜひあなたの一歩を踏み出してみてくださいね。




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