アメリカにヨガ留学をする。一度は憧れる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、アメリカでヨガ留学する場合の特徴やメリット、どんな方法があるか、おすすめのスクールなどを、実際にアメリカ在住経験のある筆者がご紹介します。
目次
全米ヨガアライアンス認定・RYT200とは
「全米ヨガアライアンス」はアメリカが本部の国際団体です。
質の高いヨガインストラクターや教育者を養成することを目的に、カリキュラム基準を定めたり、認定ヨガ指導者などの登録を行う非営利団体となっています。
全米ヨガアライアンスが発行しているのは、「RYT200」「RYT500」というヨガインストラクター資格ですね。
世界でも知名度が高く、世界各国で通用するスキルとして証明できる資格として多くの人が取得しています。
なお、ヨガインストラクター資格である「RYT200」を取得するためにヨガ留学をするなら、ニューヨークまたはカリフォルニアがおすすめです。
有名なヨガ流派の団体やインストラクターが多く、日程も豊富なスタジオも多いため、しっかりとヨガについて学ぶことができますよ。
アメリカでのヨガ留学の特徴とメリット
昔、インドからヨガを広めるために、様々なインドのヨガ流派創始者がアメリカへ来ていました。
そのため、今でも流派やスタイルを色濃く残しているスタジオがあります。
ひとつの流派を深く学びたい方には、そういったスタジオがよいでしょう。
そういった伝統的なヨガを行うスタジオがある一方で、
新しい最先端メソッドを行うスタジオ、暗闇や音楽と合わせた新しいヨガスタイルを行うスタジオなど、
アメリカらしい多岐にわたるスタイルのヨガがあるのは、ひとつの特徴と言えるでしょう。
また、アメリカにはRYT資格を保持している人気インストラクターや、世界的に活躍している方が主催しているようなヨガスタジオも多くあります。
行ってみたいインストラクターのクラスなどがあれば、ぜひ一度調べてみましょう。
アメリカへのヨガ留学パターン3種
アメリカにヨガ留学する方法は大きく分けて3つあります。
① 自分で場所やスクールを選んで直接申し込む
② 日本の旅行会社や日本のヨガスクール主催のヨガ留学ツアーに申し込む
③ 語学留学やワーキングホリデーをしながらヨガ資格も取得する
① 自分で場所やスクールを選んで直接申し込む
まずは、アメリカにあるヨガスクールや好きなインストラクターを調べて、自分で申し込んで留学する方法です。
語学留学ではありませんので、ビザは観光ビザになるでしょう。
そのため、日本人の観光ビザで滞在できる3ヶ月以内に終了するプログラムに申し込むことをおすすめします。
それよりも長く期間が必要であれば、一度アメリカを出国して入国し直す必要があります。
メリット | デメリット |
・習いたいスクールやインストラクターを自分で決めることができる ・英語で日本人のいない環境で学べる ・行きたい時にいける ・旅行などをする時間もある ・海外に仲間ができる |
・自分で申し込みや手続きをしなければならない ・自分で滞在場所や飛行機の手配の必要がある |
★おすすめのアメリカヨガ資格スクール2選
yogaworks(ヨガワークス)
場所 | ニューヨーク・ロサンゼルス・サンフランシスコなど各地 |
日程(期間) | 約4ヶ月 |
ポイント | ・有名インストラクター多数 ・世界中に連携スタジオあり |
公式サイト | https://www.yogaworks.com/yoga-teacher-training/ |
日本でも提携のスタジオがあるyogaworksです。
卒業生は非常に多く、解剖学にも力を入れています。
Ishta yoga(イシュタヨガ)
場所 | ニューヨーク |
日程(期間) | 約4ヶ月 |
ポイント | イシュタヨガを学べる |
公式サイト | https://ishtayoga.com/teachertraining/ |
ハタヨガ・タントラ・アーユルヴェーダを統合したイシュタヨガ。
イシュタヨガの本部で学ぶことができます。
② 日本の旅行会社や、日本のヨガスクール主催のヨガ留学ツアーに申し込む
日本の旅行会社や日本のヨガインストラクター養成スクールが、ツアーを開催していることがあります。
ほとんどのものが数週間〜1ヶ月の短期集中コースになります。
メリット | デメリット |
・特化しているため短期で資格取得可能 ・日本語で講座を受けられる ・ホテルや食事の手配が不要 ・日本人の仲間ができる |
・短期集中のため詰め込み式となる ・食事や滞在場所などに自由はない ・自分でスクールや講師を選べない |
日本の企業が主催する短期集中のアメリカ留学コースでは、ハワイが多いです。
詳しくはこちらの記事でご説明していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
③ 語学留学やワーキングホリデーをしながらヨガ資格も取得
語学留学やワーキングホリデーでのアメリカ滞在中に、ヨガスクールにも通うことで資格を取得する方法です。
すでに学習用のやワーキングホリデービザを持っているため、3ヶ月以上の滞在が可能です。
そのため、よりヨガスクールの選択肢も広がります。
メリット | デメリット |
・語学メインで学べる ・英語で日本人のいない環境で学べる ・ビザを保持しているため時間をかけてじっくり学べる ・海外に仲間ができる |
・ヨガメインでの留学ではない |
日本の留学エージェントを使い、語学留学やワーキングホリデーを紹介してもらうのが近道で楽な方法でしょう。
例えば「留学情報館」などは手数料0円をうたっていて、国別や目的別に探すことができますし、
英語力UPの留学エージェント「スクールウィズ」は、オンラインで気軽に相談することができます。
多くの情報が一括して詳しく得られて効率的ですので、一度登録&相談をしてみるのもいいと思います。
英語でレッスンを受ける必要があります
上記で紹介した①と③の方法では、英語で講座を受けることになります。
ある程度の英語が話せて、理解できる必要があります。
ただ、ヨガで使われる英語はフレーズもほとんど決まっているため、日常会話が問題ないという方はチャレンジしてみることもおすすめです。
解剖学などの専門用語は、なかなか日本では使う機会もないために、予習&復習が必要となるでしょう。
これをデメリットと取るかどうか、一度自分で考えてみましょう!
【参考記事】
日本語で資格が取れるヨガスクールをお探しであれば、日本のヨガスクールや旅行会社が開催している短期集中コースに申し込む方法がおすすめです。
日本語でヨガ留学が可能なプランはこちらにまとめていますので参考にしてください。
【こちらもチェック】
※日本語サポート付きのコースは、ハワイが多いです。
まずはリトリートに挑戦するのもおすすめ
アメリカは、ヨガが日本よりも先にブームが始まったこともあり、ヨガ人口も多いです。
さらに有名講師も多く、それ以外にもダンサーやモデルさん、もちろん一般の方でも、
ヨガをライフスタイルとして取り入れて深く学んでいる方はとても多いです。
「アメリカのTTC(ティーチャートレーニングコース)について行けるのかな?」と不安な方は、まずは数日〜数週間のヨガリトリートに参加してみるのもおすすめです。
ヨガリトリートは、インストラクター資格は取得できませんが、一定期間ヨガを楽しみながら深く学ぶ合宿のようなものです。
短期間で、座学の授業などはありません。
そのため、まず海外の環境やレッスン雰囲気などを旅行感覚で参加できます。
【アメリカのヨガリトリートなら!】
アメリカヨガ留学はこんな人におすすめ!
- 有名なインストラクターや講師のスクールで学びたい
- インターナショナルな雰囲気で資格を取得したい
- 英語で資格取得し、英語でレッスンができるようになりたい
- ヨガも、英語も、レベルアップしたい!
留学や駐在などでアメリカにいる方には、特に通学で有名スクールに通うこともおすすめです。
英語の上達にもなりますよ。
日本から資格取得のためにヨガ留学する方は、もし資金や時間があれば、通学式の方が十分に学ぶことができます。
短期コースは費用が安くタイパは良い一方で、自分で資格取得後も勉強を続けなければ、スキルや知識を身に着ける時間は十分ではない可能性があります。
目的や費用などを検討して、ぜひ興味を持たれたらアメリカのヨガ留学に挑戦してみてくださいね!
コメント