【変更の内容】全米ヨガアライアンス・RYS、RYTの新規定や登録の変更点!日本語訳で解説

【変更の内容】全米ヨガアライアンス・RYS、RYTの新規定や登録の変更点!日本語訳で解説

2019年6月末、全米ヨガアライアンスのRYT200を発行する資格スクール(RYS200)に関する規定変更(新基準)のアナウンスがありました。

Welcoming New Yoga Alliance Standards」というメールが届いたオーナーさんやRYT200の資格を持つインストラクターも多いのではないでしょうか。

 

なんとRYSの規定が変更になり、RYS 200申請者は、2020年2月から新しい基準に基づき申請しなければなりません。

そして2022年2月までに、すべてのヨガアライアンススクール(RYS 200s、RYS 300s、およびRYS 500s)は、新しく変更された基準に基づき運営されるようになります。

 

変更点は何かいつまでに申請やカリキュラム(シラバス)などの改良が必要かなど、重要な変更もあります。

資格スクールを個人で開いているインストラクターの友人が、とても困っていましたので日本語に訳してまとめました。

 

これからRYT200資格を取得しようと考えている方も、ぜひ影響する変更ですので参考にしてください。

 

新しい基準の主な変更点

① 最低学習時間の変更

ヨガアライアンスの時間配分の表

※現行が赤、変更後が青

これまでは、最低限学ばなければならないと決められていた科目の合計時間が125時間
残りの75時間は、実習や練習時間として割り当てられていました。(合計:200時間)

 

しかし、改定後は、200時間のカリキュラムがしっかりと決まりました。
160時間は授業(座学+実習)として、残りの40時間はオンライン学習でもよい(哲学などの座学に限る)というものです。

しかし、このオンライン40時間は、「マックス40時間オンラインでもよい」というもので、通学で講師のいる実際のクラスに出席して合計200時間学ぶことも可能です。

 

②カリキュラム変更点

現在5つに分けられている科目(カテゴリー)は、4つにまとめられます。

現状 変更後
実技練習(Techniques Training/Practice):100 時間
一般的なポーズの練習。②解剖学(Anatomy and Physiology):20時間
身体構造について学ぶ。③ヨガ哲学(Yoga Philosophy, Lifestyle, Ethics):30時間
ヨガの聖典と呼ばれる「バガヴァットギータ」「ヨガスートラ」について。④指導学(Teaching Methodology):25時間
インストラクターとしてクラスを持ったとき、どのように生徒をアジャストメント(ポーズの修正)をするかの勉強。⑤実習(Practicum):自己練習とティーチング練習10時間
実技練習(Techniques Training/Practice):75 時間
一般的なポーズの練習。②解剖学(Anatomy and Physiology, Biomechanics):30時間
身体構造について学ぶ。③ヨガ哲学(History, Philosophy, Ethics):30時間
ヨガの聖典と呼ばれる「バガヴァットギータ」「ヨガスートラ」について。④指導基礎(指導学+実習)(Teaching Methodology, Professional Development, Practicum, Elective Houres):65時間
インストラクターとしてクラスを持ったとき、どのように生徒をアジャストメント(ポーズの修正)をするかの勉強。
実践練習など
合計最低時間:125時間 合計最低時間:200時間

カリキュラムの時間割配分の表

※現行が赤、変更後が青

 

③ リードインストラクター(メイン講師)の基準

これまで、RYSとして登録するにはメイン講師にE-RYT200の資格以上を持つインストラクターの在籍が必要でした

しかし、ポリシー変更後は、RYT200 の資格を発行する場合のスクールでも、E-RYT500の資格を持ったインストラクターの在籍が必要です。

リードトレーナーの基準変更の図

さらにこれまでのカリキュラムでは、コンタクトアワー(自学ではなく講師から学ぶ時間)が最低65時間でした。
しかし変更後は、講師から学ぶ時間(クラス出席時間)が最低160時間となりました。

 

④ スクールの更新として3年毎にアライアンスの審査がある

RYSのレベルを保つために、これまでは登録料を払うだけで更新ができましたが、3年毎にカリキュラムやシラバスのチェック、インストラクターの割合のチェックなどが入ります。

 

⑤ RYT200の資格発行のし方の基準の変更

これまで、RYT200は、初心者でも資格取得が可能でした。

ヨガのポーズができる事よりも、安全にアジャストできることを重視するためです。
必要な学習時間を全て出席していれば、資格はほぼ取得が可能でした。

 

しかし、変更後は、ある程度の能力と技術も必要になります

講師による生徒の実技の評価をアライアンス本部に送る必要があり、それによって本部から認められれば、資格取得となります。

 

いつまでに変更しなければならない?

現行のRYSの基準から、改定後のRYSに変更の申請が可能なのは、2020年2月以降です。

そして2022年の2月までには、全て完了をしなければなりません。

 

RYSの改定基準に沿った申請のし方やカリキュラム変更は早めに行いましょう。

RYT200の資格を発行するためのスクールRYS200は、メイン講師にE-RYT200の先生がいれば現状では問題ありません。

しかし、ポリシー改定後はRYT200の発行にも、E-RYT500の資格を持つ講師がスクールに在籍していなければなりません。

E-RYT500は、RYT200よりもとてもハイレベルな資格であり、指導経験も豊富に要求されます。

カリキュラムの変更などもあり、それらはアライアンス本部から審査されます。

 

こちらで紹介している変更点は、概要をまとめたものであり、網羅はしていません。

細かい変更点など、必ずあなたのスクールのアカウントから確認をしてください。

完全移行まではまだ数年の猶予がありますが、ぜひ早めの対策をしましょう。