ヨガインストラクターの収入が安いという噂をよく聞きます。
一方で、年収10000万円以上稼ぐ方もいる業界としてもテレビで話題になりました。
これからヨガインストラクターを目指す方、
今インストラクターをしていて、給料をアップさせたい方に読んでほしい、
「ヨガインストラクターの給料やは本当に安いのか?」
「年収10000万も稼ぐ人が本当にいるのか?」
について、実際にインストラクター資格も持つ筆者が、調べてみました。
目次
ヨガインストラクターの平均年収は?収入は安い?
人気の有名インストラクターや、ヨガスタジオオーナーなどでない限り、インストラクターの平均年収は、約300万~400万円と言われています。
ヨガスタジオでヨガインストラクターやフロント業務をして正社員の方でも、平均月収17万~23万程度です。
そこから保険などが引かれて手取りはもう少し安くなります。
賞与はある場合とない場合がありますが、ある会社でも年に1回の場合が多いです。
フリーランスで独立した場合は、人気の講師でない限りは通常1レッスン60分の報酬は3000円~5000円。
一日に3本のレッスンを担当したとして、週休2日にすると月収は18万円です。
ここから年金や国民健康保険などを自分で支払うため、自由に使える金額は少なくなります。
インストラクター業1本では、一人暮らしだと生活は大変です。
ヨガインストラクターの方は実家生活の方、結婚していて家計の副収入としている方なども多く、計画的に収入を増やすように20、30代から対策をしておく必要があります。
年収1000万円は本当か?
ヨガインストラクターには、モデルや有名人も多くいます。
人気がでるとパーソナルレッスンの回数も増えてきますし、出版物やヨガのイベント出演なども増えます。
結果、年収が1000万円以上のヨガインストラクターは、実は以外に多いのです。
「ヨガクリエイター」としてテレビや雑誌でも話題になったayaさんや、情熱大陸でも特集されて「イケメン」だと注目された更科有哉さんなど、芸能人よりも知名度があるかもしれません。
もちろん、メディアで有名でなくても、ヨガ業で年収が高い方も多いです。
大手のヨガスタジオでレッスン経験を積み、学びを深めて独立してヨガスタジオオーナーになる方や、ヨガインストラクターの養成スクールを作り、育成業を行う方もいます。
語学堪能であれば、海外ヨガ講師のアテンドやヨガ通訳と翻訳などを行う方など、その道はたくさんあります。
自分で勉強をしたり行動に移せば状況を変えることができるため、大変な努力が必要ですが、一般企業のサラリーマンよりも、ある意味では自力で年収アップを目指しやすいのかもしれません。
好きな事を追求し、得意な分野で収入1000万を達成する方法は多くあると言えます。
大手ヨガスタジオのヨガインストラクターだけでは年収が高くないため、ヨガインストラクターの資格取得スクールでは、将来的に開業や独立も視野にいれた「ヨガビジネス」のクラスも行っています。
本格的にヨガインストラクターとして仕事をし、生計を立てて行きたいという方は、ぜひそのようなサポートがあるスクールに通ってみるのもおすすめです。
年収をアップさせる方法は?
急に年収を1000万以上にアップさせるのはむずかしくても、それに向けて準備はいつからでも可能です。
ヨガインストラクターを目指している方や、現在インストラクターで給料のアップを希望している方にぜひ参考にしてほしい方法を紹介します。
①特別資格を取得する
ヨガインストラクター資格にも種類がたくさんあります。
マタニティヨガやシニアヨガ、キッズヨガ、ピラティスなどの資格を取得すると、他のインストラクターと差をつけることができるでしょう。
他のインストラクターよりもレッスンの単価を高くしてもらうように交渉ができるようになります。
また、マタニティヨガはパーソナルレッスンの確立も高くなるため、報酬も高くなる傾向があります。
②ヨガを副業にする、又は副業を始める
ヨガインストラクターの仕事だけでは、特別有名インストラクターなどでない限りは平均年収は約300万~400万円と言われています。
インストラクターの仕事が好きだけれど、収入を増やしたいなら、副業を始めるか、又はインストラクターを副業として他の収入の道も作っておくと安心です。
③独立する
社員やフリーランスでヨガインストラクターを続けると、収入は頭打ちです。
独立をして自分自身でヨガスタジオを経営すると、リスクも大きいですが、人気がでれば収入は増えます。
または経験を積んで、ヨガインストラクターの育成者として、講師となることも選択肢の一つです。
好きなことでお金をもらえることに感謝し、スキル・年収アップの心構えが大切
ヨガインストラクターの平均年収は高くなく収入も安い、正社員の仕事がないという話もよく聞きます。
しかし一方で、人気の有名インストラクターや、個人で独立している方や副業などの合計で、年収が1000万以上の方もいます。
その意味で、ヨガインストラクターは、働き方によって収入格差が出やすい職業です。
ヨガの仕事が好きなら、その仕事を続けられる工夫をしておくことが大切です。
好きな仕事でお金をもらえることに感謝し、その有難い状況を続けられるよう、スキルアップのために資格を取得したり、教育者の道も考える、副業も準備しておくなど、将来を見据えておくことをおすすめします。
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