ヨガインストラクター資格を取得するために、インドへヨガ留学をしたいという方もいらっしゃると思います。
インドでヨガを勉強することは、本格的なインドの先生に学ぶことができますし、
ライフスタイルからヨガを学べるため、メリットも多く、とてもおすすめ。
しかし、短期留学だとしても大抵1か月程度は滞在することになるため、
スクールや合宿先のルールは厳しいの?規律は?など、気になる事もあるでしょう。
この記事では、筆者の実際の体験をもとに、インドヨガ留学での現地のスクールのルールなどについてまとめました。
まずはインドヨガ留学に必要な費用や、学ぶ内容、一日の流れなどの詳しい合宿生活について知りたい方は、先に下の記事をぜひ読んでみてくださいね。
まずはインドヨガ留学の概要をチェック

目次
インドのアシュラムとは?

「アシュラム」とは、サンスクリット語で「精神的な修行をする場」という意味です。
インドという地では、ヨガは身体的運動だけではなく、精神面もとても大切だとされています。
また、「朝起きて眠るまでに行う自身の行動すべて」が、
ヨガの言葉でいう「カルマ」というものに基づくとされているため、
アシュラムでは朝から晩まで、ヨガの教えに沿った生活を送ります。
アシュラムは、ヨガ発祥の地と言われるリシケシや、アーユルヴェーダの発祥の地である南インドのケララ州などに多く存在しています。
【参考記事】

アシュラムとヨガスクールとの違い
インドのヨガのアシュラムは、インドのお寺の様な場所です。
修行をする場所かつ、教えてくれる講師がいる、というイメージです。
ヨガスクールは、日本と同様にヨガスタジオ併設のヨガを学ぶ場所です。
インストラクター養成学校が、インドの地で合宿を行う場合にも多く使う言葉ですね。
本格的なアシュラムにヨガ留学するのは少し不安という方は、日本の企業が主催している海外でのヨガツアーを選ぶという手もありますよ。
【参考】

全米ヨガアライアンス認定のアシュラムを選ぼう

インド内には、アシュラムがとてもたくさん存在します。
とくにヨガの聖地と言われるリシケシには何百ものアシュラムがあり、世界中からヨガを勉強するために多くの人が訪れています。
もしあなたがどこかのアシュラムへのヨガ留学を考えているのであれば、
行きたいアシュラムでは、どんな資格が取れるのか・全米ヨガアライアンスの認定校であるのかなどを、まず確認しておきましょう。
ヨガインストラクターの資格をせっかく留学してまで取るのであれば、
世界中どこでも共通の免許である「全米ヨガアライアンス」のRYT資格を取得することをおすすめします。
一定してヨガインストラクターのレベルを高め、共通して必要な知識をつけるために、必要とされる時間と科目を勉強した者にのみ与えられる資格のため、インストラクターとして活動していくうえで、かなり大きな強みになってくれることでしょう。
アシュラムの生活におけるルール

ヨガインストラクターになるために、インドのアシュラムに住み込みで学習をする場合、
共同生活の中でたくさんのルールがあります。
①清潔
まずはヨガ八支則(アシュタンガ)のなかのうちのニヤマ(すすんで行うべきこと)のひとつ、「清潔に保つ」です。
自分自身の身体はもちろん、生活している部屋やお手洗い、そして練習をする教室、ヨガルームなども常に清潔にしておくことが大切とされます。
私のいたアシュラムでは、毎朝6時からのヨガの練習前には必ずシャワーを浴び、
美しい体でヨガに取り組むことが決められていました。
また、ヨガの先生による部屋のチェックも毎日ありましたよ。
②時間厳守
私が実際にインドヨガ留学にて行ったアシュラムの1日の流れをご紹介しますね。
| 時間 | スケジュール |
| 05:00 | 起床 |
| 06:00 | 朝の実技アーサナ練習 |
| 08:00 | 朝食 |
| 09:00 | 掃除(カルマヨガ:自分のためではなく他人のための奉仕の時間) |
| 10:30 | 指導学の座学 |
| 11:30 | 解剖学 |
| 01:00 | 昼食 |
| 02:30 | ヨガ哲学 |
| 04:30 | 夕方の実技アーサナ練習 |
| 06:00 | 呼吸法 |
| 07:00 | 夕食 |
| 08:30 | 瞑想 |
| 10:00 | 消灯・就寝 |
このように、アシュラムの生活の中では、
毎日朝5時に起床し、そのあと夜10時の消灯まで、すべてのスケジュールが決まっていました。
スケジュールに合わせて、遅れることなく生活しなければなりません。
そのため、集団生活の中で「時間を守ること」は非常に重視されました。
また、特に消灯時間は厳しく、翌日の練習に差し支えないように、十分睡眠をとることが決まりとされていました。
③ベジタリアン
インドのアシュラムにいる間は、完全な菜食主義でした。
もちろん、インドのヨガの先生の中には、ベジタリアンでない方もいます。
しかし、ヨガの勉強を行うアシュラムの中ではベジタリアンであることが決まりとされていました。
その理由は、「肉は消化にエネルギーを使うから」。
そして「消化に時間がかかってしまうから」です。
1日のスケジュールの中ではヨガの練習をする時間が毎日決まっており、その時間までに消化がきちんとできていなければ、
ベストな状態で練習をすることができないとされているのです。
もちろん、アシュラムを卒業したのちはベジタリアンでなくてもよいですし、ご自身にあった食生活に戻して構いません。
【ヨガとベジタリアンの関係】

④間食の禁止
上記の「ベジタリアンであること」という規律とも少し関連しますが、
アシュラムの中では、ヨガの練習をする時間までにきちんと消化ができるように、食事の時間が決められています。
そのため、間食をしてしまうと消化にまた時間がかかってしまうため、基本的には間食はNGです。
⑤インターネットの使用の制限
私のいたアシュラムの場合では、携帯電話やパソコンの使用をできるだけ控えるようにと教えられました。
ヨガに集中するため、そしてせっかくの南インドの素晴らしい気候や環境を楽しんでもらうためという先生の方針です。
また、これは行かれるアシュラムにもよりますが、インターネットは回線が強くなく、繋がりにくいことも。
⑥メイクやアクセサリーの禁止
ヨガに集中するため、身体に装飾品をつけることは完全NGです。
例えばブレスレットをしていると、シルサーサナ(頭立ちのポーズ)などで怪我をする可能性がありますよね。
婚約指輪・結婚指輪を除く、その他のアクセサリーは外して生活します。
また、ヨガの練習中は大量に汗をかきます。
「お化粧は気にせずにヨガに集中しましょう」という方針があるアシュラムがほとんどのようですね。
厳しいと感じるかどうかは個人による

インド内には、アシュラムがとてもたくさん存在します。
あなたが行くアシュラムによって、また少し違った様々な決まり事やルールもあることでしょう。
ですが、せっかくのアシュラムでのヨガ留学。
留学しているその短期間だけでも、その生活とその場所のルールに従ってみることで、
きっと自身の身体と心に大きな変化が感じられると思います。
基本的には心身を健康に、そして清潔にし、規則正しい生活を送れるようなルールです。
規律が厳しいと感じるかは、その人次第かもしれません。
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インドのヨガアシュラムは、少し厳格なイメージがあるかもしれません。
ですが、聖地でヨガを学ぶことができるのはもちろん、費用としても日本で取得するより安く資格を手に入れることができますので、おすすめですよ。
選択肢のひとつとして、考えてみてくださいね。




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