「エアリアルヨガ」のインストラクター資格が取得できる、一般社団法人日本エアリアルヨガ協会のインストラクター養成講座に実際に行ってみました!
・エアリアルヨガ資格のメリット
・学ぶ内容
・費用や資格取得にかかる期間など
実際の体験取材をもとに紹介します。
目次
エアリアルヨガとは?
エアリアルヨガとは、「ハンモックヨガ」「空中ヨガ」、「シルクヨガ」などとも呼ばれる、天井から吊るした布・ハンモックを使ったヨガの一種です。
ニューヨークで始まり、反重力の中で行うヨガのポーズは、関節が硬い方や腰痛がある方などにも、負担を軽減しながらエクササイズができるため、世界でも人気になりました。
初心者や身体が硬い方も挑戦できるため、東京や大阪を中心にスタジオやジムクラスも増えています。
エアリアルヨガ・ハンモックヨガの効果とは?
・全身のエクササイズ
・コア(体幹)の強化
・消化、代謝の促進、冷え性改善
・ダイエット効果
・柔軟性のアップ
・リラックス
・肩こり解消
など、通常の床で行うヨガと同様に、たくさんの効果が期待できると言われています。
さらに、エアリアルヨガは可動域が制限されても布をサポートとして使いながらポーズを行えるため、上達もしやすく、身体の硬い方や痛みなどによる運動制限がある方でも取り組みやすいという特徴があります。
【参考】↓
エアリアル・ハンモックヨガの効果とポーズ一覧!ダイエット効果もある?
エアリアルヨガのインストラクター資格を取得するメリットは?
床の上で行う通常のヨガと、エアリアルヨガインストラクターの資格は違います。
そのため、エアリアルヨガの資格は、既にインストラクターとして活躍している方が、スキルアップの資格として取得する場合もあります。
エアリアルヨガ資格を追加で取得した場合は、エアリアルヨガを開催するヨガスタジオや、フィットネスジムなどでも活動の幅が広がるでしょう。
また、ヨガ初心者でも、比較的始めやすいエアリアルヨガを深く学びたいという方で、資格取得を目指す方も多いようです。
・通常のヨガ資格のスキルアップとして活動の幅が広がる
・初心者でも資格の勉強を始めやすい
・床の上のヨガインストラクター資格よりも比較的短期間で安く資格取得できる
エアリアルヨガ資格の取得の方法
エアリアルヨガの資格は、国家資格ではないため、日本でも複数の団体が発行しています。
今回は、東京・大阪・名古屋で養成講座を随時実施している、本場ニューヨークのエアリアルヨガのメソッドに忠実な「一般社団法人日本エアリアルヨガ協会」の資格取得の方法を紹介します。
一般社団法人日本エアリアルヨガ協会とは
ハンモックを使ったワンランク上の最新ヨガスタイルを日本で普及し、またインストラクターの育成を主な目的として活動しています。
資格取得だけでなく、開業支援~企業やイベントへの講師派遣など、幅広くサポートも充実している団体です。
資格の種類とステップ
①BASIC(3級)ADVANCE(2級)→ここまでで90種類以上のポーズのレッスンができるようになる
②PROFESSIONAL(1級)→ここまでで中級・上級者向けのレッスンができるようになる
③認定ライセンス(認定試験)→講師として、エアリアルヨガインストラクター養成講座を開講できるようになる
BASIC(3級)とADVANCE(2級)を取得することで、十分にエアリアルヨガインストラクターとしてスタジオでレッスンができる知識が身に付きます。
より深く学びたい、より高度なポーズを指導したい場合はさらに1級の資格を目指すことも可能です。
また、インストラクターを将来的に排出する指導者への道も、認定ライセンスを取得することで開けます。
資格取得の費用と必要な期間
資格名 | 費用 | 期間 | 学ぶ内容とポイント |
エアリアル養成講座 3級・2級 |
通常:19万円(税別) 早割:17万円(税別) |
3級:10時間/2日間 2級:10時間/2日間 |
・未経験者可能 ・90以上のポーズの指導法 ・クラス構成の仕方 ・基本のレッスンができる知識 |
エアリアル養成講座 1級 |
通常:19万円(税別) 早割:17万円(税別) |
20時間/4日間 | ・難易度の高いポーズ指導 ・クラス構成の仕方 ・認定ライセンス(認定試験)受講資格を得られる |
認定ライセンス (認定試験) |
受験料:3万円(税別) 追試料:2万円(税別) |
筆記試験20分 模擬レッスンなど |
・合格後は認定講師となり、インストラクター養成の講座を開講できる |
★インストラクターに興味がる方に特におすすめ★
エアリアルヨガの資格は、3級と2級をまず取得することで、基本的なエアリアルヨガのレッスンを担当できる知識やスキルを学ぶことができます。
2級までの資格取得の講座は4日間という短期間で、費用も通常ヨガインストラクターの資格よりも大幅に安く抑えられます。
そのため、「インストラクターという仕事に興味があるが、大金と数か月以上の期間を費して、人気のヨガ資格(RYT200)を取得することに迷っている方」には、とてもおすすめです。
まずインストラクターとしての知識などを、短期間で比較的安く学ぶことで、インストラクターとしての仕事や、ヨガを深く学ぶことへのきっかけともなるでしょう。
もちろんエアリアルヨガを開催しているヨガスタジオは、通常の床で行うヨガスタジオよりも数が少ないです。
そのため、エアリアルヨガのインストラクター経験の後、より様々なスタジオでレッスンのチャンスを得たい場合は、RYT200 を取得するということもできると思います。
実際に養成講座の体験に行ってきました!
「ハンモックを使ったヨガは酔いそう」
「バランスを取るのが難しそう」
などと、ハンモックヨガに対するイメージと、その資格講座の内容を実際に見に行ってきました。
今回の体験説明会には、既にインストラクター資格を持っている方や、通常のヨガの経験者、また未経験者も参加していました。
講座の内容とは?
エアリアルヨガ資格の内容は、まずはシルク布の結び方や安全な取り付け方から学びます。
ポーズは初心者向けから、経験者向けの高度なものまで多くあります。
エアリアルヨガは、アクロバットなイメージがあります。
しかし、このような、脚を床について腕を伸ばすポーズなども、ポーズの1つであり、難しいポーズばかりではありません。
通常のヨガだと「ダウンドッグ」のポーズのようですが、立って布を使うことで、脚よりも腰・背中・腕周りが伸びやすく、ポーズの目的を効果的に布がサポートしているのが分かります。
慣れてくれば、レベルのアップした、中に浮いたポーズも練習できます。
インストラクター養成講座では、3級と2級で90種類以上のポーズのインストラクションやアジャストの方法を学び、ウォームアップからピークポーズ、リラクゼーションまでのシークエンスを組み立てられるスキルを身に着けます。
今回の体験説明会では、十分な時間リラックスタイムも設けてくれました。
布にくるまれる静かな時間は、とても心地よく、緊張がほぐれました。
私は乗り物酔いなどしやすいタイプで、ハンモックに揺られるのも実は苦手でした。
しかし、エアリアルヨガのポーズをキープする時間やリラックスタイムでは、布が揺れ続けないように、体制が整えばインストラクターさんが揺れを停めに来てくれます。
エアリアルヨガでは、三半規管が刺激され、酔いやすい方が気持ち悪くならないよう、インストラクターは生徒のタイミングを見て、サポートしなければならないそうです。
さらに、講座では、ポーズのインストラクションの仕方、レッスンの盛り上げからリラックスに持っていくまでの声色(ボリュームやトーン)などの使い分けも重視しています。
そのため、布を使ってポーズをフローで繋げていくレッスンの組み立て方や解剖学はもちろん、喋り方なども身に着けることができます。
このスキルは、インストラクターとしてレッスンを行わない方でも日常生活で役立つスキルです。
・思ったよりもポーズは難しくない
・インストラクターが揺れを止めてくれるため酔いにくい
・通常できないポーズにも挑戦できて楽しい
・ヨガのスキルだけでなく、トーク(スピーチ)スキルなども身につく
・短期間で履歴書に書ける資格が取得できるのはお得
エアリアルヨガはイメージと違い、資格にも取り組みやすい!
エアリアルヨガは、実際に私も体験してみて、「難しそう」「怖そう」というイメージでしたが、「楽しく」「無理なく」ポーズの練習ができました。
ステップアップとしての資格取得にもなり、さらに初心者の方でも比較的取り組みやすい資格コースです。
費用やかかる期間も、RYT200資格よりもお得なため、ぜひインストラクターに興味のある方は一度問い合わせてみることをおすすめします。
・ヨガ初心者だが、インストラクター資格を取得してみたい
・スキルアップの資格を取得し、活動の場を広げたい
・短期間で比較的安く、資格を取得したい
・ヨガのスキルだけでなく、トーク(スピーチ)スキルなども学びたい
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