【RYT200】ヨガ哲学の基礎知識~パタンジャリ・ヨガスートラとは~

ヨガ哲学

本ページはアフィリエイト広告を利用しています

ヨガのインストラクターになるために、ヨガの世界的団体、全米アライアンス認定のRYT200の資格を取得する人が増えてきました。

 

ヨガの考え方など、哲学に興味を持つ、またRYTのスケジュールの中にも入っているヨガの聖典「ヨガスートラ」を理解したいと思う方は多いでしょう。

 

RYT200のライセンスを取得するためにも、卒業試験には必ずこの哲学の部分があります。
ヨガをより理解し、そしてRYT200の資格試験にも役立つヨガの基礎知識、「ヨガスートラ」「パタンジャリ」について紹介します。

 

パタンジャリとは?

 

パタンジャリとは、ヨガの聖典「ヨガスートラ」を記した人と言われています。
その他にもサンスクリット文法書の注釈書「マハーバーシャ」や、アーユルベーダの主要教典「チャラカ・サンヒター」の編成にも携わったとして、人間の健康、哲学の面で非常に活躍をした人だと言われています。

 

パタンジャリは蛇だった?

 

パタンジャリは、シヴァ神がヨガを妻に口頭で伝承しているところを盗み聞きしていた1000もの頭を持つアナンタという蛇でした

 

盗み聞きしていたのをシヴァに見つかり、人間にヨガを伝えることを罰として命じられます。
パタンジャリに姿を変える前の蛇のアナンタは、森を出て人間の街に行きます。

 

しかし、人間は蛇を恐れてアナンタのヨガの話を聞きませんでした

 

そこで蛇のアナンタは、ヨガを人間に伝えるため、蛇の身体ではなく、人間に姿を変えてヨガを伝えたと言われています。

 

この人間の姿が、ヨガの経典「ヨガスートラ」を記したパタンジャリです。

 

蛇のアナンタは、「ヨガスートラ」を記すことで、使命だったヨガを多くの人間に伝えたのです。

※構成や表現にばらつきがあるため、パタンジャリ一人がまとめたものではないとの見解もあります。

 

ヨガスートラとは

 

「ヨガスートラ」は、パタンジャリによって編成されたヨガの聖典。伝統的な瞑想の方法、手順を示したものです。

 

瞑想を深めるためのステップが8支則として記されています。

全4章、195の教えからなる経典です。

 

「ヨガスートラ」はヨガの目的や練習方法などをまとめてヨガを練習する人が迷いなく道を進むための練習方法をまとめたものです。

 

自分自身を見極めるために、生活の仕方や修業、瞑想によって心を整える方法を伝えています。

 

自分とは何者なのか。
何のために生まれて来たのかの人生だの目的、そしてそれを達成する方法のヒントが詰め込まれたものです。

 

1章:ヨガとは何か
2章:ヨガの達成のための具体的な実践方法
3章:瞑想について
4章:ヨガと瞑想を極めた境地について

 

ヨガスートラは、ヨガ、そして瞑想に到達するために、なくてはならない知識です。
内容は195つも載っていますが、RYTの哲学の勉強分野では、いくつか抜粋して学ぶでしょう。「ヨガスートラ」は数千年も前に書かれたものであり、現在読み解くのは非常に難しいため、解説書がたくさん出ています。

アマゾンなどでも簡単に手に入りますので、RYTのテストの前に読んでみると、より理解が深まるでしょう。

 

ヨガスートラとバガヴァッド・ギーター

 

インドの二大叙事詩である「マハーバーラタ」の第六巻の一部。
「ヨガスートラ」と並んで大狂的な経典とされ、哲学書として読まれます。

 

戦士アルジュナと賢者クリシュナ(最高神の化身)との会話を物語にしたものです。
結果にとらわれずに社会的な意義、義務を全うしなければならないと伝えるものです。

ヨガスートラもバガヴァッド・ギーターも、ヨガを行う上で指針となる考え方で億のヨギーがこの本を読んでいます。

 

こちらも解説書がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

ヨガスートラもバガヴァッド・ギーターも、たくさんの本が出ていますが、一番わかりやすいと感じたのは、向田みお さん著の本です。

初心者の方にもわかりやすく、とてもおすすめの入門書です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました