ヨガのインストラクターになるために、ヨガの世界的団である全米アライアンス認定「RYT200」の資格を取得する人が増えてきました。
ヨガの聖典「ヨガスートラ」はRYTのスケジュールの中にも入っており、
ヨガの考え方などの哲学に興味を持つ方や、ヨガスートラを理解したいと思う方は多いでしょう。
RYT200のライセンスの卒業試験には、必ずこの哲学の部分があります。
参考にしてみてくださいね。
パタンジャリとは?
パタンジャリは蛇だった?
蛇のアナンタは、「ヨガスートラ」を記すことで、使命だったヨガを多くの人間に伝えたのです。
ヨガスートラとは
「ヨガスートラ」は、パタンジャリによって編成されたヨガの聖典。
伝統的な瞑想の方法、手順を示したものです。
瞑想を深めるためのステップが8支則として記されています。
全4章、195の教えからなる経典です。
「ヨガスートラ」はヨガの目的や練習方法などをまとめてヨガを練習する人が迷いなく道を進むための練習方法をまとめたものです。
自分自身を見極めるために、生活の仕方や修業、瞑想によって心を整える方法を伝えています。
自分とは何者なのか。
何のために生まれて来たのか、人生の目的、そしてそれを達成する方法のヒントが詰め込まれたものです。
1章:ヨガとは何か
2章:ヨガの達成のための具体的な実践方法
3章:瞑想について
4章:ヨガと瞑想を極めた境地について
ヨガスートラは、瞑想に到達するために、なくてはならない知識です。
内容は195つも載っていますが、RYTの哲学の勉強分野では、いくつか抜粋して学ぶでしょう。
「ヨガスートラ」は数千年も前に書かれたものであり、現在読み解くのは非常に難しいため、解説書がたくさん出ています。
アマゾンなどでも簡単に手に入りますので、RYTのテストの前に読んでみると、より理解が深まるでしょう。
ヨガスートラとバガヴァッド・ギーター
インドの二大叙事詩である「マハーバーラタ」の第六巻の一部。
「ヨガスートラ」と並んで大狂的な経典とされ、哲学書として読まれます。
戦士アルジュナと賢者クリシュナ(最高神の化身)との会話を物語にしたものです。
結果にとらわれずに社会的な意義、義務を全うしなければならないと伝えるものです。
ヨガスートラもバガヴァッド・ギーターも、ヨガを行う上で指針となる考え方で億のヨギーがこの本を読んでいます。
ヨガスートラもバガヴァッド・ギーターも、たくさんの本が出ていますが、一番わかりやすいと感じたのは、向田みおさん著の本です。
初心者の方にもわかりやすく、とてもおすすめの入門書です。
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