「ライスプロテイン(玄米プロテイン)」とは、植物由来のプロテインで、アレルギーのある方やヴィーガンの方も飲めるプロテインです。
玄米プロテインの効果やソイプロテインとの違い、おすすめのライスプロテインと飲み方を紹介します。
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目次
ライスプロテイン(玄米プロテイン)とは?
ライスプロテインとは、玄米由来の植物性のプロテインです。
「ブラウンライスプロテイン」と呼ばれることもあり、国産のものやオーガニックの玄米を使った種類もあります。
植物性のライスプロテインは、消化吸収の時間がゆっくりで、他のプロテインと比べるとカロリーも低く、値段も安いのが特徴です。
オーガニック志向、ヴィーガンの方も飲める?
玄米由来のライスプロテインは、完全植物性です。
そのため、ベジタリアンやヴィーガンの方でも飲めるプロテインです。
さらに、ライスプロテインに使う玄米は、健康志向の方向けに、オーガニックの玄米を使用しているメーカーも多いです。
国産の玄米を使用しているものもあります。
その他のプロテインの種類
プロテインにはたくさんの種類がありますが、その代表的なものの特徴と違いを紹介します。
ホエイプロテイン
牛乳に含まれるタンパク質の一種です。
吸収率が早く、トレーニングで強い肉体を手に入れたい方や男性におすすめ。
カゼインプロテイン
ホエイと同様に牛乳からできますが、カゼインプロテインは不溶性で固まりやすく、体への吸収速度がゆっくりであることが特徴です。
ダイエット時の間食や運動をしない日のタンパク質補給、また就寝時におすすめです。
ソイプロテイン
大豆のタンパク質部分だけを粉末にした植物性のプロテインです。
消化吸収速度がゆっくりのため、満腹感が持続しやすいのが特徴です。
また、女性に嬉しい大豆のイソフラボンが多く含まれています。
ピープロテイン
えんどう豆から作られるタンパク質です。
大豆から作られる「ソイプロテイン」と同様に植物由来のプロテインのため、乳製品にアレルギーがある方にもおすすめです。
大豆植物の遺伝子組み換えを心配する人にも選ばれています。
他に植物由来のプロテインは、ヘンププロテイン(麻の実)なども食物繊維が豊富です。
ライスプロテインの効果とメリット
それぞれのプロテインの種類には、特徴やメリットとデメリットがそれぞれあります。
玄米由来のライスプロテインは、たんぱく質の吸収率が穏やかなため、満腹感が持続すると言われています。
どうしてもおやつを食べてしまう方などにおすすめです。
さらに、他の乳製品由来のホエイやカゼインプロテインよりもカロリーも低いのが嬉しいポイントです。
また、玄米由来のため、乳製品アレルギーの方も安心して飲むことができます。
たんぱく質の他にもビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富に含まれています。
味は美味しい?
プロテインは、あまり味が好きではないという方も多いかもしれません。
玄米由来のプロテインは、少し香ばしい香りと自然な甘味が特徴です。
きな粉に似た風味がします。
水への溶けやすさは、他のタイプのプロテインと比べると溶けにくいため、水やジュースに溶かすだけだと、舌触りがザラッとする感覚があります。
そのため、スムージーにしたり、スープに入れたりして摂取するのがおすすめです。
アミノ酸スコアは?
玄米プロテインは、アミノ酸スコアが80であり、バランスよくアミノ酸を含む良質な食品です。
アミノ酸スコアとは、食品中に含まれるアミノ酸のバランスを点数にしたものです。
筋肉を生成するタンパク質は、アミノ酸からできています。
アミノ酸は100種類程度もありますが、その中で人間が体内で生成することができず、外部から取り入れなければならないものが「必須アミノ酸」です。 この「必須アミノ酸」を特に多くバランスよく含んだものはアミノ酸スコアが高くなります。
牛乳や鶏肉、卵のアミノ酸スコアは100です。
そのため、スコアが80のライスプロテインは、他の牛乳由来のホエイプロテインなどよりはスコアが劣ってしまうのがデメリットと言えるでしょう。
男性で、筋肉を素早く大きくしたい方、鍛えたい方よりは、女性のダイエットやシニアの方の栄養補給などに適していると言えます。
ライスプロテインのおすすめの飲み方
ライスプロテインは、クセがなく、かすかに香ばしい香りがするのが特徴です。
水への溶けやすさはあまり良くないため、水やジュースに溶かして飲むよりは、スープやスムージーなどの舌触りが気にならない飲み方がおすすめです。
私はココアに入れて飲むのが好きです。
香ばしさがよくマッチして美味しく飲めます。
また、ホットケーキに混ぜたり、ヨーグルトにかけて朝食にしてもいいでしょう。
他に、料理にはシチューなどに混ぜるのも、味はほとんど変わらず、おすすめです。
おすすめのライスプロテイン3選
ライスプロテインは種類も多く、海外のオーガニック商品のオンラインサイト「i-Herb(アイハーブ)」や、楽天市場・アマゾンなどでも購入ができます。
重いものなので、通販が楽ちんですね。
1位 野菜も一緒に取れるプロテイン Sunfood(サンフード)
次におすすめなのが、野菜も一緒に摂取できるプロテインです。
アメリカのオーガニック食品企業「サンフード」からの商品で、セレブなどにも飲まれている商品。
少し金額が高く、1キロで10,000円程しますが、プロテインだけでなく、野菜も既に含まれているため、置き換えダイエットにはおすすめです。
日本でも、コスメキッチンなどのオーガニックコスメや食品を扱うお店で取り扱いがあります。
2位 Nutri Biotec(ニュートリバイオティック) のライスプロテイン
Nutri Biotec(ニュートリバイオティック)のライスプロテインは、「どうせ飲むから、一度に大きなプロテインを買っていたい」という方におすすめです。
アメリカのオーガニック系スーパーには必ず置いてあるプロテインのブランドです。海外からの輸送なのに安くてお買い得です。
600gで4500円程度です。
楽天市場で購入できるので、買い置きにもおすすめ。
3位 Myprotain(マイプロテイン)
Myprotein(マイプロテイン)は、ヨーロッパでNo1のスポーツ・プロテインブランドです。
ホエイなどはもちろん、ビーガンプロテインの種類の中でも、玄米プロテイン・ソイプロテイン・ピープロテインなど、種類が豊富です。
ダイエットをしたい女性向けの配合のプロテインなどもあり、一度チェックしてみることをおすすめします。
まとめ
玄米(ライスプロテイン)は、ヴィーガンやアレルギーの方も安心して飲めるプロテインです。
香ばしい癖のない味で、初めてプロテインを飲むという方にも、おすすめできる種類です。
あまり好きではなかった!という場合も、味を変えずにカレーやシチューなどの料理に入れても違和感なく無駄にすることも少ないため、ぜひ試してみてください。
よくある質問
シチューなどの料理に入れても違和感なく摂取できます。
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