半分の魚の王のポーズ(半魚王のポーズ)をご紹介します。
サンスクリット語で「Ardha Matsyendrasana(アルダマッツェーンドラーサナ)」、
英語で「Half Lord of the Fishes Pose(ハーフロードオブザフィッシュポーズ)」と呼ばれるこのポーズ。
サンスクリットの「Ardha(アルダ)」には「半分」という意味があり、「Matsyendra(マッツェーンドラ)」は、インドの聖人の名前に由来しています。
ヨガの祖・シヴァが、妻にヨガについて教えていたのを、熱心に聞いていた魚を褒めて、魚の王とし、「マッツェーンドラ」と名付けたと言われています。
座位のツイストの代表的なポーズである半分の魚の王のポーズの、効果や練習のやり方とコツをまとめました。
半分の魚の王のポーズ(アルダマッツェーンドラーサナ)の効果
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- 腹部のマッサージ
- 内臓の活性化
- デトックス効果
- 自律神経のバランスを整える
腰や背骨に不安がある肩や妊娠中、整理中は控えたほうが良いポーズとされています。
半分の魚の王のポーズ(アルダマッツェーンドラーサナ)のやり方
半分の魚の王(半魚王)のポーズ(アルダマッツェーンドラーサナ)の詳しいやり方と呼吸のタイミングを写真で解説します。
半分の魚の王のポーズ
- STEP1杖のポーズ(ダンダーサナ)マットの上で足を伸ばして座ります。
両足は閉じて、内腿は締め、骨盤を立てて背骨を床に垂直に立てます。
- STEP2右足を左足の外側に置く右ヒザを曲げて左足の外側に置きます。
- STEP3(吸)左足を曲げて足の形を作る左ヒザを曲げて、かかとが右のお尻の横に来るところまでスライドさせます。
右ヒザを左腕で抱え、右手はお尻の後ろについて、吸う息で背骨を再度伸ばします。
- STEP4(吐)腰からツイスト息を吐きながら腰からツイストします。
- STEP5(吐)ポーズを深める余裕があれば左の肘を右ヒザの外側にかけて、押し合うようにしてねじりを深めます。
骨盤が倒れて腰が丸まらないように、吸う息ごとに背骨を長く上に伸ばし、吐く息ごとにねじりを深めるようにします。
練習のコツとポイント
・骨盤を立てて背骨を床に垂直に
・お腹を引き込んで、腰の下の方からツイストする。
・後ろの肩の先を後ろに引いて、胸を開きねじりを深める。
・左右の坐骨を床に安定させる。
お尻が硬いと坐骨が浮きがちです。
お尻が浮いてしまう場合は、下の足は伸ばしたまま、ねじります。ツイストは、腰椎→背中→胸→首→目線で下からねじると、ポーズを深めることができます。
お尻が浮いてしまう場合は、下の足は伸ばしたまま、ねじります。ツイストは、腰椎→背中→胸→首→目線で下からねじると、ポーズを深めることができます。
よくある質問
半分の魚の王のポーズ(半魚王のポーズ)とは?
A. 半分の魚の王のポーズ(半魚王のポーズ)は、サンスクリット語で「Ardha Matsyendrasana(アルダマッツェーンドラーサナ)」と呼ばれます。「Matsyendra(マッツェーンドラ)」は、インドの聖人の名前に由来しています。座位のツイストのポーズです。
半分の魚の王のポーズ(半魚王のポーズ)の効果は何ですか?
A.腹部のマッサージ・内臓の活性化・デトックス効果・自律神経のバランスを整える効果が期待できます。
半分の魚の王のポーズ(半魚王のポーズ)の練習のコツは?
A.骨盤を立てて背骨を床に垂直にし、お腹を引き込んで、腰の下の方からツイストします。
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