バタフライピーとは、タイやベトナムの東南アジアを原産としたマメ科の植物です。
青い色のお茶は、レモンを入れると紫やピンクに色が変わるため、インスタ映えすると人気です。
青いハーブティー「バタフライピー」の
などを紹介します。
バタフライピーとはどんなお茶?
バタフライピーとは、タイやベトナム等の東南アジアを原産としたマメ科の植物です。
真っ青に美しい花の形が蝶々に似ていることが由来で、「バタフライピー」と呼ばれています。
お茶なので「バタフライティー」と言ってしまいそうですが、正しくは「バタフライピー」です。
本場のタイでは「アンチャン(anchan)」、日本語では「蝶豆(チョウ豆)」と呼ばれています。
この青い花の天然色素によって、お茶が青い色をしています。
お菓子の着色や、カクテルなどにも使われ、そのレシピと写真はインスタで人気です。
不二家のLOOKチョコレートにも、青色マスカット味が販売されます。
キャラ弁のレシピのアイデアにも使われています。
同じように青い色が出るお茶として他に知られているのが「ブルーマーロウ(ブルーマロウ)」です。
別名「ウスベニアオイ」とも呼ばれ、粘液性があるため、ヨーロッパなどでは特に、のどにいいとして風邪を引いたときなどによく飲まれるそうです。
ハーブティー専門店のサントリーグループのハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」にはブルーマーロウ(ブルーマロウ)のお茶が販売されています。
ブルーマーロウ(ブルーマロウ)は、色がバタフライピーよりも出にくく、青い色にしようと思うとお花の部分をたくさん必要とします。
最近よく見る青いラテやお菓子に使われているのはバタフライピーの色が多いです。
効果効能
バタフライピーには、抗酸化物質ポリフェノールの一種、「アントシアニン」が含まれます。
バタフライピーに含まれるアントシアニンは、ブルーベリーの約4倍とも言われているのです。
そのため、目の疲労回復や視力回復に効果が期待されています。
そのほかにも、抗酸化作用による
- アンチエイジング効果
- 血圧低下作用
- 疲労回復
などにも研究が進んでいます。
他方でブルーベリーアントシアニンはいくつかの生体調節機能を有することが知られている。例えば視力改善作用、抗酸化作用、糖尿病性網膜症
に対する作用、脳の老化作用、動脈硬化リスク軽減効果的が報告されている。内皮依存性血管弛緩による血圧降下作用、あるいは疲労回復作用についても研究がおこなわれている。引用元:高知県工業技術センター研究報告「高規格化乾燥処理技術確立と地産外商向け乾燥素材の研究開発(2)」
他に、タイでは髪にも良いと考えられていますが、こちらは学術的には照明されていません。
飲むときの注意点は?
バタフライピーは、副作用に注意と言われることがありますが、学術的な論文などは現状ありません。
しかし、ハーブは体に合わないという場合もあるため、心配な方は、飲む量に注意したり、専門家に相談をしましょう。
【#明日はなんの日】
明日は「#ハーブの日」
ハ(8)ーブ(2)の語呂に由来するそう。「#バタフライピー のハーブティーを体験!」
こちら、レモン汁を入れるとあら不思議…
ぜひ探して飲んでみてください!
※ハーブなので妊婦の方等は副作用に注意が必要です⚠ pic.twitter.com/3orQ2N6tXJ
— Giver Giver | 第3のプレゼントをつくってます! (@mission_giver) August 1, 2020
味はおいしいのか?
バタフライピーの味は、ほとんどありません。
ハーブティーですが、癖がまったくありません。
ハーブティーといえば、カモミールやルイボスティーなど、独特の香りがありますが、バタフライピーは味がむしろ薄いほどで、しっかり色がついていても、拍子抜けするほど味はせず、飲みやすいです。
人によっては「味がなくてまずい」という方もいるかもしれません。
眠すぎるからティータイム☕️
バタフライピーが入ってるからこんなに鮮やかな青✨✨青みかん入れたら素敵なおピンクに。
あぁ、おピンク部屋は今夜で見納めかぁ…😭 pic.twitter.com/4mDBrg8L5x— ほ (ほっち) (@hohohoechi) September 15, 2020
台湾などでは、このバタフライピーにはちみつとレモンを入れて味付けをして飲むそうです。
バタフライピーの飲み方
バタフライピーは、他のハーブティーと同様に、茶葉から抽出して飲みます。
沸騰した暑いお湯に茶葉をつけて数分煮だした後に、色が十分に出たら飲みごろです。
この時、注ぐお湯を低温にして抽出した方が、鮮やかなブルーの色が長持ちします。
タイには最強で最高に可愛い神秘的な青いお花のお茶「バタフライピー」があるのをご存知か…!💠#バンコクのち暮らし pic.twitter.com/O40O8PYtzG
— 古性 のち Kosho noci (@nocci_84) March 12, 2019
はちみつやレモンを入れてもいいですし、カクテルのようにソーダで割って、フルーツを飾ってもとてもおしゃれです。
東京の高級レストランやバーでも、この幻想的な色を楽しんでもらうために、青いお茶として提供しているところがたくさんあります。
横浜の中華街などでも販売していることもあるようです。
タイのバンコクにはカフェでバタフライピーのラテを販売しているお店もあります。
青いラテはとても不思議でインスタ映えするため口コミでも人気です。
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そのほかには、ゼリーやケーキなどお菓子の色付けとして使われたり、飲む以外にもオーガニックの着色料としてなど、色々な場所で使われています。
パウンドケーキやパンなどのマーブル模様にアレンジも可能です。
珍しい色とおしゃれな見栄えから、ギフトやプレゼント手土産にも最適です。
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バタフライピーラテ(青いラテ)の作り方とレシピ
タイバンコクで人気のバタフライピーラテ(青いラテ)はとても簡単に作れます。
<材料>
・バタフライピー(アンチャン)
※乾燥茶葉や粉末でもOK
・シロップ(はちみつやガムシロップ)
- STEP1色を出すバタフライピーに水か温かいお茶を入れて色をだします。
乾燥の場合は、色が出たらバタフライピーを取り出します。
- STEP2ミルクを注ぐコップに、まず最初に牛乳を注ぎ(ホットの場合は温かいミルク)ます。
- STEP3味付けミルクにシロップをお好みで入れて味をつけましょう。
- STEP4ラテ風にするミルクの上にSTEP1の青くなった水をゆっくり注ぎます。
買える場所とおすすめ商品
バタフライピーは、海外輸入商品を扱うKALDI(カルディ)や成城石井でも最近見かけるようになりました。
また、お花の種類が違う別のハーブですが、青色で色が変わる「ブルーマロウ」は、ハーブティー専門店の「enherb(エンハーブ)」でも取り扱いがあります。
少量だけ試しに買ってみるのも安くておすすめです。その場合はアマゾンや楽天の通販が便利ですよ。
また、お茶以外にもアマゾンではバタフライピーのゼリーなどのデザートなども販売されていますので、試してみるとよいでしょう。
パーティーやお土産にもピッタリです。
お菓子作りの着色料としても使いやすい粉末・パウダータイプのバタフライピーも便利で人気です。
パウダーになっているため、お湯を沸かして色を抽出する必要がなく、そのままミルクティーとしてミルクに溶かしたり、パンケーキなどに混ぜて焼いて楽しむことができます。
バタフライピーは、ハーブティーやヨガなどの美容に興味のある友人、同僚へのちょっとしたプレゼントにも最適です。
参考記事
健康志向、ヨガ好きの人へのプレゼントにおすすめの商品
まとめ
色が変わるバタフライピーは、見るだけでも美しく、インスタ映えもするため、たくさんのレストランやカフェでも販売され始めています。
青いお茶が紫やピンクに変化するため、名探偵コナンのトリックティーとして商品化までされています。
ホームパーティーなどで試すと盛り上がるかもしれませんね。
ノンカフェインですので子供も安心です。
よくある質問
コメント
ブルーマロウはウスベニアオイのことで、同じように青い色が楽しめるハーブティーとして人気ですが、バタフライピーとは全く別種の植物ですよ。
効能や、青い色を楽しむ際の扱い方もバタフライピーとは異なります(ブルーマロウはバタフライピーよりも発色させる温度が難しい)。
バタフライピーの別名はアンチャンやチョウマメで、バタフライピーにブルーマロウという別名は存在しません。
混同されて間違った知識を広めてらっしゃるようですので、ご注意ください。
通りすがり様
大変失礼いたしました。
コメントとご教示誠にありがとうございます。