野菜ソムリエの資格取得の方法とは？難易度や費用、仕事にはつながる？疑問を徹底解説！

「野菜ソムリエ」の資格の取り方や、難易度、かかる費用やメリット、取得後に仕事に繋がるかなどをまとめています。

芸能人なども取得して注目されている野菜ソムリエ資格は、試験の難易度などは難しくはありませんが、仕事や会話の中で、そして毎日の生活にも役立つ知識が身に付くため、人気が高まっています。

 

野菜ソムリエとは？

野菜ソムリエとは、日本野菜ソムリエ協会が認定する民間の資格です。

既に5万人以上の野菜ソムリエが誕生し、料理教室、コラム執筆などはもちろん、青果販売やレストラン、主婦の方など、さまざまなフィールドで活躍しています。

野菜や果物の食べ方や栄養、素材に合った調理法や盛り付け方などを深く・そして幅広く学ぶことで、料理人などの仕事の方はもちろん、家族のための毎日の食事などにも役立つ知識を身に着けることができます。

 

どんな人が資格を取得しているの？

・飲食店、レストランなどでお仕事をされている方
・料理ブログやサイトを運営している方
・食品メーカーの方
・将来的に飲食関係や栄養学関係の仕事に就きたい方
・主婦の方

プロとして、お仕事やキャリアに活かしたい方はもちろん、家族や自分の健康管理のため、おいしく安全に野菜や果物を食べたいという方に人気の資格です。

 

野菜ソムリエ協会とは

資格を発行している「野菜ソムリエ協会」とは、さまざまな取り組みを通じて「食を日常的に楽しめる社会」「農業を次世代に継承できる社会」を目指した団体です。

2001年に発足されて以来、「野菜ソムリエ」の資格は飲食関係のお仕事や主婦の方など多くの人に学ばれています。

 

芸能人やタレントさんにも人気

・ギャル曽根さん
・西田ひかるさん
・山口もえさん
・里田まいさん
・磯山さやかさん
・モデルのSHIHOさん

男性にも
・V6の長野博さん
・ロンドンブーツ1号2号の田村淳さん
・魔法のスープで人気のAtsushiさん

などが知られています。

野菜や果物の生産流通から、おいしく食べる知識までを学べる野菜ソムリエの資格は、取得しているだけでも健康的なイメージがあります。

 

 

資格の取り方

野菜ソムリエには、3つの段階の資格があります。

「野菜ソムリエ」⇒「野菜ソムリエプロ」⇒「野菜ソムリエ上級プロ」とランクが上がりますが、プロまで持っている方は非常に限られています。

ここでは、多くの方が取得する最初のステップ「野菜ソムリエ」の資格取得について紹介します。

野菜ソムリエの資格の取り方は、全7科目（14時間）の講座を受講後、修了試験に合格する必要があります。

＜学ぶ内容＞
・ベジフルコミュニケーション
・ベジフル入門①〜③
・ベジフルサイエンス1、２
・ベジフルクッカリー

野菜や果物の基本知識に加え、野菜の保存の仕方や美味しい食べ方などに加え、講義やイベントでどのように食品を紹介するかなどの「コミュニケーション」についても学びます。

 

資格取得の費用と流れ

 

試験は、全国主要都市の会場で受けることが可能です。

 

費用は安い？

※初回の試験料を含みます。
※いずれの受講スタイルも同じ価格です。

 

試験の難易度と合格率

 

「野菜ソムリエ」の試験は、マークシート方式です。

試験時間は2時間です。

講座で学んだ4科目からまんべんなく出題されるようです。

テキストできちんと勉強して準備していれば、それほど難しくないでしょう。

500点満点中、350点が合格基準点とされています。

合格率も８５％以上だそうです。

「野菜ソムリエ」の上級資格である「野菜ソムリエプロ」の試験の場合は、記述の筆記試験と面接試験があるため、難易度が上がります。

合格率も3割程と言われています。

「野菜ソムリエプロ」の資格を持つ大学生、森之翼さんは、最年少の資格取得者としてテレビや雑誌でも話題になりました。

 

講座受講方法と期間

資格取得の勉強の方法は３パターンです。
ライフスタイルに合わせて、学び方を選ぶことができます。

①通学生（2日間～3日間）

すべての講座を通学で受講。

全国各地の会場で講師から直接学ぶことができます。

週末（土日）だけで取得できる日程と、土曜日のみを3週間など、開催日程も多くあります。

講座は振替受講が可能なため、忙しい方でも安心です。

 

②半通学生（2日間～3日間の通学＋通信講座）

野菜・果物の食べ比べやコミュニケーションの講義（4科目）については通学で体感しながら学び、その他の講義（3科目）については通信教材で学ぶスタイルです。

試験は指定された会場で受ける必要があります。

 

 

③通信講座

全ての講座を通信講座で学ぶことができます。

スクールに通う必要がないため、地方にお住まいの方や、忙しい方にもおすすめの取得の方法です。

自分のペースでそして繰り返し学べるのがメリットです。

さらに、実際に講師と会って話をしたい、講座も受けてみたいという方向けに、先輩野菜ソムリエ主宰のワークショップに参加できるプランもあり、サポートも充実しています。

 

 

求人や仕事には活かせる？

「日本野菜ソムリエ協会」は、資格を取得した野菜ソムリエの方の活躍の場を広げ、仕事の機会にもつなげることを目的に「野菜ソムリエカンパニー」を運営しています。

 

資格取得後に「野菜ソムリエカンパニー」では、野菜ソムリエに仕事を依頼したい企業・団体様と野菜ソムリエとのマッチングを行っています。

 

企業側が開催する食のイベントのサポートや講演会、レシピ開発など、様々な活躍の場が広がるチャンスが広がります。

 

もちろん青果店や飲食店で既に仕事をされている方は、知識をすぐにお仕事に活かせるでしょう。

 

資格取得者の声

仕事に活かせている方、家庭で家族の健康のために知識を活かしている方、様々いらっしゃいます。

＜キャリアに活かしている方の口コミ＞

調理家電の使い方だけでなく、レシピや野菜の保存・調理法のご紹介など、お客様の生活に寄り添った提案ができるようになり、野菜・果物のプロとしての幅が大きく広がりました。　（家電メーカー
営業企画）

飲食店開業の頼りとして、資格が武器になると思いました。品種の特徴を活かした、地産地消のメニューは、お客様に大変好評です。（飲食業オーナーシェフ）

＜家庭・生活で活かしている方の口コミ＞

フルタイム勤務&育児の中で、夕食が肉と白米中心になり主人が肥満体形に！これではいけない！と思い、資格の勉強をし、改めて野菜の大切さを実感しました。

当時主人が糖尿病になっており、家族の健康のためなら高くはないと思い受講を決めました。資格取得後は、旬の野菜・果物を多く摂る食事を心がけるようになり、おかげで糖尿病の主人は7年経った今でも、お薬を飲むこともなく血糖値も安定。野菜・果物パワーを夫婦で実感しています。

 

 

野菜ソムリエ資格はここがおすすめ！

 

 

①認知度が高い人気の資格

「野菜ソムリエ」という資格の認知度は８割以上であり、非常に多くの方に知られた魅力的な資格です。
芸能人なども取得し、飲食関係の仕事以外の方にも人気の資格として勉強されています。

 

②費用も安く早く取得ができる

「野菜ソムリエ」の資格は、食品に関する資格の中では比較的「安く」「短期間」で取得が可能です。
栄養士などは学校に1年以上通わなければならず、費用もかかります。

野菜ソムリエ資格は、通学や通信制度などがあり、既に仕事をしている方でも働きながら短期間で安く、信頼できる取得が可能です。

 

③自分のタイミングで資格取得ができる

講座の開催日程が豊富であり、通い方も選べるため、忙しい方でも自己投資として始めやすいでしょう。

子育ての合間や土日の仕事が休みの日などに、あなたのペースで資格取得が可能です。

 

④仕事や就職にも活かせる

「野菜ソムリエ」の資格は仕事や就職にも活かせる知識を学べます。
さらにコミュニティに参加することで、講座の講師というチャンスも可能です。

 

⑤日常生活に活かせる

「野菜ソムリエ」の資格を学ぶことで得られる野菜や果物に関する知識は、日常生活に大いに活かすことができます。
スーパーで買い物をする際にどのような状態の野菜や果物を選ぶといいのか、どのような見た目の野菜が栄養が豊富で食べごろなのか、目利きのスキルが身につきます。

さらに保存の仕方や調理のやり方など、毎日の生活にすぐに取り入れることができる、そしてずっと役立つ一生物の知識です。

 

⑥家族や自分の健康に役立つ
野菜や果物について勉強をしていくうちに、自然と受講者は野菜を食べる機会が増えると言います。

新たな美味しさや調理の仕方などを学ぶことで、野菜や果物を美味しく安全にいただく知識が身につきます。

結果、自身や家族の健康維持と促進に活かすことができるでしょう。

 

毎日に活かせる一生の食の知識を取得しよう！

野菜ソムリエの資格は、野菜や果物の流通から旬の味わい方まで、生産から口に入るまでの全てを学べる講座です。

レストランなどの飲食店の方、食品メーカー関係の方などはもちろん、家族の健康と安全のために野菜の知識を学ぶ主婦の方も増えています。

仕事に活かせることはもちろん、自分や家族の食生活を見直して、毎日の食事をおいしくいただくことは、一生役に立つ知識と言えるでしょう。

 

 

講座は短期間で取得が可能であり、開催日程も豊富に組まれています。

説明会なども随時開催されています。

ぜひ参加してみることをおすすめします。

 

 

【参考】↓
野菜ソムリエ養成講座の説明会に行ってきました★資格取得の方法、費用や試験について