ヨガのインストラクター資格である全米ヨガアライアンス・RYT200を取得するなら、
聖地であるインドへのヨガ留学をおすすめします。
ヨガの発祥の地・リシケシや、アーユルヴェーダの発祥の地・南インドのケララなどで本格的なヨガが学べるからです。
そして、ヨガ留学をした私自身が、様々な出会いや経験を得ることができたからです。
インドのヨガインストラクター養成コースには、世界各国から多くの方がヨガを学びに来ています。
様々な国籍や仕事、様々なバックグラウンドを持った人たちに出会うことができるでしょう。
インドのアシュラムに参加している人々
インドのヨガを勉強する場所である「アシュラム」には、次の3つの目的で来た人に大きく分けられるのではないでしょうか。
1、ヨガの資格を取得しにインストラクター養成コースに参加する人
2、ヨガリトリートといって数週間旅行感覚で滞在をする人
3、数日または1日だけヨガ体験に来る人
私がヨガ留学で滞在したのは南インド。
南インドはアーユルヴェーダの発祥の地でもあり、
世界各国から、勉強のためやリトリートで、そして旅行の人が訪れていました。
インドでは時間がゆっくりと流れています。
夕日が沈むのを見ながら、初対面の人と身の上話をするのもよくあることでした。
私もインド滞在中に、とても多くの人に会いました。
皆それぞれいろんな人生や経験を持った方でした。
1、ヨガの資格を取得するために参加する人
アシュラムに集う人達。
まずはヨガの資格を取得するために参加する人がいます。
インドで私が一緒にトレーニングコースを受けた人は、
ウクライナ出身の起業家/旅人の方
ブラジル人のセラピストの方
の2人でした。
ウクライナ出身の女性は、レストランの共同オーナーであり、さらに旅行会社を経営している自立した女性でした。
年齢は30歳前後でとても若いのですが、仕事はパソコンがあれば可能で、レストランは従業員が働いているので管理だけしているため、自由に世界中を旅している人でした。
もう一人はブラジル出身の女性。
彼女はブラジルの貧富の差に苦しむ貧困層の子供のセラピストでした。
もともと会社のセラピストとして仕事をしていましたが、独立をしてフリーランスになったタイミングでインドに来たそうです。
インドにヨガ留学に来るには、最低でも一ヶ月の時間が必要です。
そのため、インドのヨガインストラクター養成トレーニングコースに参加している人は、
自身で仕事をしている起業家の方やオーナー、フリーランスの仕事で働ける人(エンジニアや医師も含む)
など、とても自立した人が多かったように感じます。
2、ヨガリトリートで数週間、旅行感覚で滞在をする人
ある程度長い期間「リトリート」としてインドに滞在する人は、ビジネスマンやビジネスウーマンが多いです。
日頃の仕事が大変ですが、長期で休暇を取れるシステムが会社にあるため、それを利用して旅行やヨガ体験をするために滞在しているようです。
その意味では、一番心のリラックスを求めている人達かもしれません。
3、数日または1日だけヨガ体験に来る人
最後が旅行者です。
旅行者の方々の中で、せっかくインドに来たのなら本場でヨガを体験してみようという方がいらっしゃいます。
数日滞在するだけですが、ヨガと南インドの環境に魅了されて惜しみながら帰国する人が多いように見えました。
彼らは、リトリートやRYTで、いずれまたインドに行くのかもしれませんね。
ヨガを学んでいるわけではないので、柔軟性やヨガの経験は必要なく、気にせず自由に楽しむスタイルの方が多いです。
まとめ
インドのアシュラムには、本当に世界各国から多くの様々な方が訪れます。
中には、悩みを持っていたり、苦しんでいる人もいるのでしょう。
みな苦しみながらもその乗り越え方を探しに来ている人達なのかもしれません。
とても前向きで、いろんな経験豊富で心の広い人が多く、
私はヨガのレッスン以外のところでも非常に多くのことを滞在者から教えてもらったように思います。
私自身、これまで関わりのなかったような人たちと悩み話をすることもできました。
そんな雰囲気・環境が、インドのアシュラムにはあるのかもしれません。
ヨガのインストラクターになるために資格を取得するなら、ヨガの聖地インドで取得することをおすすめします。
ヨガのポーズはもちろん、ヨギ-としてその生活スタイルやヨガの哲学なども体感しながら学ぶことができるからです。
また、そこでの多くの人達との出会いは、必ずあなたの視野を広げてくれるでしょう。
インド留学について、その学ぶ内容や一日のスケジュールなどを知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
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