【アメリカ生活】スターバックスは危険?味と清潔さ、一人で長居しない理由とは?

【アメリカ生活】スターバックスは危険?味と清潔さ、一人で長居しない理由とは?

アメリカで数年仕事のために生活をし、その後少しの間インドに渡った後に日本に帰国してしばらくが経ちました。

そしていつも不思議に思うのがスターバックスの日本における不動の人気とそのステータスの高さです。
ランチの後にコーヒー片手にオフィスに戻るなら理解ができるのですが、「Macを開いて仕事をしている」ノマドワーカーのような方や、勉強をしている学生が多くて毎回驚かされます。

アメリカのスターバックスは安全か?

アメリカでは、スターバックスは危険な場所でした。
ホームレスも多く、店の前などにたむろしていますし、時には店の中でくつろいでいることもあります。
何度もオープンになっているレジ前のショーケースから万引きをしている人をみかけました。
店員の方はいつもとても大変だと思います。
それでも笑顔でおいしいコーヒーを入れてくれるのですから、私はスターバックスがとても好きです。
ただ、自分の身は自分でまもるもの。
ホテルの中に併設されたスターバックスなど、治安のいい、行きつけの店舗を見つけておくと便利です。

アメリカのスターバックスは清潔か?

日本の感覚からすると、もちろん汚い。
食べ物のショーケースの中にハエが飛んでいることも多いです。
店員さんはもちろん気にするふうでもありません。ご愛敬。

そしてカフェで長居をしたいとき、気になるのはお手洗いのきれいさです。
これは、恐ろしいほど汚い。

もちろんきれいなオフィス街にある店舗であれば問題はないのですが、駅前や少し治安の悪そうなエリアだと、我慢して近くのショッピングモールなどに行った方が無難でしょう。

通常スターバックスのお手洗いには鍵がかかっています。
暗証番号を入れて鍵を解除するのですが、毎回店員さんに鍵の暗証番号を聞かねばなりません。
これもホームレスなどが勝手に使わないような対策なのでしょう。

アメリカのスターバックスは長居できるか

アメリカのスターバックスで長いをすることは、あまりおすすめできません。
なぜなら、アメリカのスターバックスのイメージは「ゆっくりとコーヒーを飲むカフェ」ではなく、「さっとコーヒーを持ち帰りで買ってオフィスや車の中で飲む」というものだからです。

日本のように電源はありませんし、ひっきりなしに人が来ては出ていく。
たまに隣の席にホームレスが座ってくる。
おちつける空間ではないのです。

アメリカのスターバックスのステータスとは?

何に対しても、消費者の中でランクという位置づけがあります。
例えばハンバーガーでいうと、上から

【シェイクシャック→フレッシュネスバーガー→モスバーガー→マクドナルド】

という、価格、味、そして雰囲気のランクがあります。

コーヒーもそうでしょう。例えばドトールよりスターバックスのコーヒーの方が価格もランクも上のイメージがあります。
日本における全国コーヒーチェーン店のイメージのランクを勝手に考えると以下のようでしょうか。

【スターバックス→タリーズ→ドトール→マックやミスドのコーヒー】

つまり、スターバックスはオシャレなイメージがあるのです!
代官山TSUTAYAや六本木のスターバックスはそこに座っている方もとても品があるように見えます。

ところがアメリカは違うのです。
サードウェーブという豆や焙煎、ドリップにこだわったカフェが多く存在し、人気を博しているためにスターバックスは「庶民」「こだわりのない人」が行くカフェとされています。
ただ喉を潤すため、またはランチの後の食後のコーヒーに持ち帰りとしてさっと買うもの。というイメージです。

味にこだわりのある、そしてゆっくりとできるカフェを求めているのであれば、スターバックスという選択肢はなくなります。

アメリカのスターバックスの味は?

もちろん、世界どこでもスターバックスの味は共通でおいしいです。
どこにいても、安心して頼むことができます。
その点で私はスターバックスが大好きです。
新しい冒険も大切ですが、自身の好きな味がいつでもある。
その安心感は海外では特にありがたいのです。

世界にスターバックスファンの多い理由とは

そんな日本とアメリカにおけるスターバックスの人々のイメージの違いに驚いたのではありますが、それでももちろんその人気はアメリカでも不動です。

数件歩けばスターバックスの人魚のマークがいたるところにありますし、ちょっとコーヒー飲みたいと思えば「スターバックスあるかな」と頭に浮かびます。
この人気と世界中にファンの多い理由は、手軽さとブランドだけではなく、経営戦略と企業方針でしょう。

お話したようにホームレスが入ってくるような店である一方で、高級ホテルのロビーにも出店していますし、世界各国の主要観光地の一等地に店を構えて、世界中の人へのリーチとイメージの刷り込みは、どこの国に行っても驚かされます。
従業員に対する待遇や、アメリカ選挙時のトップの意思の表明を店の売り物で示すなど、消費者ともとても近い位置にあります。
フェアトレードの経営方針もクリーンな企業イメージをブランド化しています。

日本ではただ「おしゃれ」「電源もあってゆっくりできる」という理由でスターバックスが好きなひともいますが、自分の気に入った企業であれば、このような企業背景と日本以外での企業イメージなどもぜひ気にしてみてみると、もっと好きになるきっかけになるかもしれません。