アロマオイル樹木系

深く落ち着く大地の香り。パチュリの効果やおすすめの使い方、相性の良いブレンドを紹介!

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抗菌効果が高く、土を思わせる重厚な香りが特徴の「パチュリ」のアロマオイル。

他のアロマともブレンドしやすく、消臭やリラックス用途、香水のベースにも使われます。

パチュリ(パチョリ/パチュリー)」の効果・効能や、相性の良いブレンド、日常でも便利な使い方などを紹介します。

パチュリとは

項目 特徴
名前 パチュリ、パチョリ、パチュリー、Patchouli(英語)
Pogostemon cablin(学名)
科名・属名 シソ科 ポゴステモン属
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法
香りの特徴 アーシー(湿った土)・甘さ・バルサム様・オリエンタル
香りの持続性・揮発速度 ベースノート(数時間〜)
効果 リラックス・グラウンディング、消臭、肌の保湿・収斂、気分の安定、虫対策(サシェ等)
禁忌 妊娠中・授乳中・乳幼児は使用を避ける/敏感肌は低濃度で様子見/ペット周りでの使用配慮
相性の良いブレンド 柑橘系(オレンジ・ベルガモット)・フローラル(ラベンダー・ゼラニウム)・ウッド系(サンダルウッド・シダーウッド)・スパイス(クローブ)

パチュリは東南アジア原産の多年草ハーブ。

独特の重厚な香りは時間とともにまろやかに熟成するため、香水のベースノートとしても重宝されてきました。

香りの持続・揮発速度「ノート」とは、アロマの香りの揮発速度を表すものです。
・揮発速度が早く、最初の印象となる「トップノート」
・中間の速度で香り、ブレンドした時の中心の香り「ミドルノート」
・揮発速度が遅く、余韻のある香りとなる「ベースノート」
の3つに分けられます。

香りの特徴

パチュリのオイルは、湿った土を思わせるアーシーで温かみのある甘さが特徴です。

主成分にはパチュリアルコール(パチュロール)などのセスキテルペン類が含まれ、落ち着き・安定の方向に働くといわれています。

品質の目安:一般に、パチュリアルコール(パチュロール)の含有が高いほど、まろやかで奥行きのある香調になりやすい傾向があります。産地やロットで香りが異なるため、好みで選ぶのもおすすめです。

パチュリの効果・効能

アロマオイルの瓶

  • リラックス・グラウンディング(気持ちを落ち着ける)
  • 消臭・空間のニオイ対策
  • 肌の保湿・収れん(乾燥・大人肌のケアに)
  • 気分の安定・ストレス緩和
  • 虫対策(衣類・クローゼットのサシェなど)

メンタルを落ち着かせる

深い呼吸を促し、緊張をゆるめて気分の波をフラットにしていく香り。

ヨガや瞑想、在宅ワークのオン/オフ切り替えにも向いています。

 

消臭・空気清浄のサポートに

重めのベースノートはニオイの上書きにも強く、玄関や寝室、クローゼットなどのこもり臭にも効果的。

柑橘系とブレンドすると、明るさと清潔感が加わります。

 

肌ケア(大人肌・乾燥)

保湿・収れんの方向に働くため、大人肌のエイジングケアや乾燥対策にも用いられます。

必ず低濃度で行いましょう。

 

パチュリとサンダルウッドの違い

どちらも落ち着きのあるベースノートで人気ですが、

サンダルウッドは「ミルキーで柔らかい木質調」、

パチュリは「土っぽい甘さとオリエンタル感」

甘いフローラルと合わせて上品にしたいならサンダルウッド、重厚感でグラウンディングを強めたいならパチュリがおすすめです。

 

パチュリの禁忌

一般的に精油は刺激が強いため、肌への直接の使用は避けましょう。

特にパチュリは香りが強く残るため、低濃度から少量での使用が基本です。

手作りコスメなどでも、必ずパッチテストをしましょう。

また、以下に該当する場合は使用を避けるか、医師・専門家に相談してください。

  • 妊娠中・授乳中・乳幼児への使用は避ける
  • 敏感肌の方はパッチテスト推奨(原液塗布は避ける)
  • ペットのいる環境では換気・使用量に配慮
  • 精油は基本ガラス容器で保管(プラスチックは劣化の恐れ)

 

相性の良いブレンドと使い方

アロマオイル

パチュリはブレンドの土台(ベース)づくりが得意

柑橘系で明るさを加えたり、フローラルで上品さを、ウッドで深みを出せます。

在宅ワークの集中・就寝前のリラックス・衣類のサシェなど、実用シーンも幅広いのが魅力です。

おすすめの使い方

ディフューザーでの芳香はもちろん、クローゼット用スプレーや、就寝前のリネンスプレーにも。

キャリアオイルに希釈してボディ用オイルにすると、落ち着く香りでセルフケア時間が豊かになります。

特に季節の変わり目や梅雨どき、気分の安定に役立つ「アロマスプレー」の作り方を紹介します。

パチュリスプレーの作り方

必要なもの(50ml分)
・水:45ml
・エタノール:5ml
・パチュリアロマオイル:10〜15滴程度
パチュリスプレーの作り方
  • STEP1
    水を入れる
    スプレータイプの遮光瓶に精製水を45ml入れます。
  • STEP2
    材料を混ぜる
    無水エタノールを5ml、パチュリオイルを10~15滴ほど入れます。
  • STEP3
    出来上がり
    よく振って完成です! 使用前にも毎回軽く振りましょう。

玄関や寝室の空間、衣類・カーテン、クローゼット、靴箱などにスプレーして使えます。

コットンや木製チップに1〜2滴垂らし、サシェとして吊るすのもおすすめです。

 

おすすめ商品

パチュリのアロマオイルは、エッセンシャルオイル専門店や無印良品などでも購入ができます。

生活の木

エッセンシャルオイルの老舗「生活の木」は、産地や香調の説明が丁寧で選びやすいのが特徴。

楽天市場なら、パチュリ単体の精油が少量から購入できます。

 

NEAL’S YARD REMEDIES

NEAL’S YARD REMEDIES(ニールズヤードレメディーズ)は、アロマオイルだけでなくコスメも豊富に取り扱っています。

スキンケアやボディケアアイテムも充実。

パチュリを軸にしたブレンドも人気です。

 

無印良品

無印良品は価格が手頃で、初めてのパチュリにも選びやすいライン。

ディフューザーとセット購入もおすすめ。

 

まとめ

アロマディフューザー

項目 特徴
名前 パチュリ、パチョリ、パチュリー、Patchouli(英語)
Pogostemon cablin(学名)
科名・属名 シソ科 ポゴステモン属
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法
香りの特徴 アーシー・甘さ・バルサム様・オリエンタル
香りの持続性・揮発速度 ベースノート(数時間〜)
効果 リラックス・グラウンディング、消臭、肌ケア、気分の安定、虫対策(サシェ)
禁忌 妊娠中・授乳中・乳幼児は避ける/敏感肌は低濃度で/ペット環境に配慮
相性の良いブレンド 柑橘系(オレンジ・ベルガモット)・フローラル(ラベンダー・ゼラニウム)・ウッド系(サンダルウッド・シダーウッド)

パチュリオイルは、ディフューザーやリネンスプレー、衣類のサシェなど実用面でも大活躍。

重厚な香りで心を静め、気分を安定へと導いてくれるベースノートは、1本あるとブレンドの幅がぐっと広がります。

初めての方は、柑橘やラベンダーとブレンドして軽やかさをプラスするのがおすすめです。

 

よくある質問

パチュリのアロマはどんな香りですか?
A. 湿った土を思わせるアーシーな甘さと、オリエンタルな重厚感が特徴です。時間とともにまろやかに変化します。

 

パチュリの効果効能は何ですか?
A. リラックス・気分の安定・消臭・肌の保湿・収れん作用などが期待できます。衣類用サシェやリネンスプレーにも向きます。

 

禁忌はありますか?
A. 妊娠中・授乳中・乳幼児は使用を避けましょう。敏感肌の方は低濃度から。ペットがいる場合は換気と使用量に配慮を。

 

ブレンドに相性のいいアロマはありますか?
A. 柑橘系(オレンジ・ベルガモット)、フローラル(ラベンダー・ゼラニウム)、ウッド系(サンダルウッド・シダーウッド)と好相性です。

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