ヨガの人気が高まり、インストラクターの仕事も人気の職業になってきています。
趣味として始めたヨガに魅了され、仕事をしながらヨガインストラクターの資格を取得してキャリア変更する方も多い業界です。
人気が出て有名になれば、年収も高くなり、雑誌やテレビ出演などもあるため、華やかに見える仕事です。
しかし一方で、人気の仕事のため目指す方も多く、「仕事がない」・「未経験求人が少ない」という悩みも耳にします。
・インストラクターの仕事は少ないのか
・未経験でも求人は多くあるのか
というインストラクターの悩みについて、実際にインストラクター経験もある筆者がまとめました。
目次
ヨガインストラクターの契約の形態
まず、ヨガインストラクターとして働く場合、大きく3つの働き方に分けることができます。
1、ヨガスタジオやジムの正社員
正社員としてヨガスタジオに勤務をすると、レッスンを初心者でもたくさん受け持つことができます。
シフト制になることがほとんどです。
雇用保険などがつくため、正社員の福利厚生が魅力に感じる方におすすめの働き方です。
2、フリーランス
フリーランスとして業務委託契約を結び、週に決まった時間だけ担当のレッスンを受け持つ働き方です。
インストラクターを副業としてしたい方や、子育て中など正社員よりは自由な時間で働きたい方におすすめです。
都市であれば、ジムやスタジオの求人も多く出ています。
最近では、オンラインで会員制のレッスンを開催したり、公園でイベントを開催する方も増えています。
3、スタジオを自分でオープンする
自分自身がオーナーとなってスタジオをオープンするパターンです。
経験がなければ生徒も集まりにくく、初期費用も大きな負担となります。
まずは1か2の働き方が安定していると言えます。
ヨガインストラクターは仕事がない?
ヨガインストラクターになるために、資格を取得した後に、「求人が少ない」・「仕事がない」という状況に陥らないようにしましょう。
現在、日本のヨガ人口、ヨガスタジオは増えており、探仕方によっては仕事は見つかります。
求人の見つけ方のポイント
- エリアを限定せずに探す。
- ヨガスタジオだけでなくジムも視野に入れる
- オンラインの仕事などもチェックする
ヨガスタジオは全国各地にあります。
仕事を探すエリアを広くするなどの工夫をしてみましょう。
又、ヨガインストラクターは、ヨガスタジオはもちろん、フィットネスジムでも求人があります。
さらに最近では、オンラインヨガの企業に登録をするのも選択肢の一つです。
現在ヨガスタジオの数は増えており、ヨガ人口も増加しています。
条件をあなたが絞りすぎない限りは「仕事がない」という状況には陥らないでしょう。
未経験でも求人はある?
インストラクターの募集には、未経験でも歓迎のスタジオが多くあります。
特に大手ホットヨガのスタジオなどは、系列のヨガインストラクター養成スクールからの卒業生を積極的に採用するなどのサポートがあります。
そのため、インストラクター経験がこれまでない方でも、求人に困らずに仕事を見つけやすいでしょう。
卒業した資格スクールが、系列のスタジオを運営していれば、たいてい就職やデビューの優遇があります。
資格スクール選びの際に、事前にチェックしてみましょう。
一方、「大手のスタジオではなく、個人経営のヨガ教室でレッスンを担当したい」、「サポートがないけれど未経験で応募したいスタジオがある」、という方も多いでしょう。
その場合、スタジオ側としては経験豊富なインストラクターを優先して雇います。
そのため、まずは大手の未経験可能なスタジオで経験を積んで、徐々にあなたが働きたいと思うスタジオの求人に応募していくのも方法の一つです。
または、オーディションで質の良いレッスンを見せることができれば、未経験でも合格することもあります。
未経験だからといって諦めずに、色々な求人に応募してみると勉強になるでしょう。
採用されやすい方法とは
インストラクター資格保持者が増える中で、どのような人がより、仕事を見つけやすいのかのポイントを紹介します。
① 新たな資格でスキルアップしておく
ヨガの資格と言えば、アメリカに本部があるヨガアライアンスが発行する「RYT200」が世界共通で人気です。
インストラクターは必ず資格を持っていなければならないという決まりはありません。
しかし、短期でRYT200が取得できるコースも増え、資格保持者も増えています。
その中で選ばれる人になるためには、、他のインストラクターと差をつけられるスキルや経験がなければなりません。
RYT200 の資格を取得したら、その後のステップアップとして、シニアヨガやマタニティヨガ、キッズヨガの資格を取得することもおすすめです。
特にマタニティヨガは、マタニティのクラスを実施するスタジオも増えてきているため、今後需要や求人はさらに増えるでしょう。
また、シニアヨガや、リハビリを基にしたピラティスの資格は、シニアホームや、コミュニティセンターで働く方や理学療法士の方にも人気です。
ピラティスの資格を取得しておくと、ヨガとピラティスのレッスンを提供するスタジオの選考に有利になる可能性もあります。
資格を+αで取得することで、採用の際にも優遇され、さらに報酬のアップ交渉も可能になるでしょう。
② 担当しているスタジオに直接聞いてみる
インストラクターの求人は、全国規模などの大手のスタジオでない限りは、求人サイトに載せていないことがほとんどです。
スタジオのホームページに求人ページがあり、そこからいつでも応募できるようにしている教室が多いのです。
又、正社員募集以外の、レッスン”コマ”の空きは、結構頻繁に出ます。
もし既にレッスンを担当しているスタジオがあれば、どの時間帯のクラスやどんなレッスン強度のヨガクラスの講師の空きがあるのか、聞いてみるといいでしょう。
③ オンラインレッスン集客してみる
昨今のコロナ禍により、オンラインでのレッスンの需要も増えています。
スタジオへの移動時間も削減できます。
地方に住んでいる方でも、無理なくレッスンを提供することができます。
ただ、集客は自分自身でしなければならず、固定の生徒さんがついてくれるまでは、根気がいる方法です。
実際に大手の採用説明会に参加しよう
国内最大手のヨガスタジオ「LAVA」では、未経験の方でも不安なく応募ができるように、説明会も実施しています。
まずは不安を解消するために参加してみるのもおすすめです。
- 転勤があるのか
- 給料はどれくらいか
- 未経験のサポート制度はあるか
- 正社員採用か、休みは取れるか
など、応募前に実際に話を聞くことができます。
さらに、説明会にきている他の方の雰囲気なども見ることができます。
一緒に働く仲間も、職場環境としては重要です。
ぜひ他のスタジオとも合わせて、採用説明会に参加してみましょう。
インストラクター求人に関するよくある質問
しかし、新卒の採用や、インストラクター指導も含めた採用を行っている企業もあります。
各スタジオに問い合わせましょう。
身体の使い方を正しく安全に学ぶことが大切です。
次第に柔軟性もアップするでしょう。
大手のスタジオでは正社員の採用も実施しています。
又、店舗数が限られているスタジオへ応募する場合は、都道府県を跨いだ転勤は少ないでしょう。
ヨガインストラクターは、働き方によっては「年収が安い」未経験は特に「仕事がない」職業です。
逆に働き方や準備の仕方によっては、メディアにも取り上げられて年収を1000万円以上稼いでいる人もおり、チャンスは大きな業界です。
「正社員の求人は少ない」・「給料が安い」というイメージにとらわれず、ぜひ様々な資格取得を目指すなど工夫をして、好きなことを仕事にできるようにチェックしてみましょう。
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