ヨガは、時間を問わずいつでも行えるものですが、
実は「朝にするヨガ」と「夜にするヨガ」では、期待できる効果がまったく違うということは知っていますか?
時間帯によって体の状態も心の働きも変わるため、ヨガをするタイミングを意識するだけで、驚くほど心身に与える影響が違ってきます。
体の状態や目的に合わせてヨガをする時間帯を選ぶと、より効果的に心と体を整えることができるのです。
この記事では、朝ヨガと夜ヨガ、それぞれの特徴やメリット・デメリット、注意点やおすすめの取り入れ方まで、詳しく掘り下げていきます!
あなたにぴったりなヨガタイムを見つけるヒントにしてみてくださいね。
目次
朝ヨガの特徴と効果
朝ヨガは、1日のスタートをスムーズに切るための最高の習慣です。
寝ている間に固まった筋肉や関節をゆっくりと伸ばすことで、体の目覚めをサポート。
さらに、深い呼吸と共に体を動かすことで、内臓機能や自律神経の働きも整い、1日を元気に過ごすためのエネルギーがチャージされます。
✔ 体温アップによる代謝促進
✔ 血流促進によるむくみ予防
✔ 脳の活性化で集中力アップ
✔ 自律神経のリセットでストレス軽減
✔ その日一日の姿勢改善やボディメイク効果
詳しい朝ヨガの効果はこちらの記事でもご紹介しています。
朝ヨガにおすすめのポーズ
チャイルドポーズ
朝起きて、ベッドの上でもできるチャイルドポーズ。
腰や背中が伸び、頭のリフレッシュにもおすすめのポーズです。
キャット&カウ(猫と牛のポーズ)
背骨を柔軟にし、血流を促進します。
ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)
全身ストレッチとリフレッシュ効果があります。
太陽礼拝(スーリヤナマスカーラ)
全身を目覚めさせる伝統的なフローです。
朝ヨガの注意点
✔ 体がまだ硬いことが多いので、無理なストレッチは避ける
✔ 起床後すぐは軽めのウォームアップを取り入れる
✔ 水分補給を忘れずに行う
朝ヨガを行う際は、「体はまだ目覚めきっていない」ことを意識しておきましょう。
寝起き直後は筋肉や関節が硬くなっているため、無理なストレッチや急激な動きは体を痛めてしまう原因にもなります。
最初は軽いウォームアップからスタートし、徐々に体を温めるのがポイント。
また、起きたばかりは水分が不足しがちなので、ヨガ前に一杯の水を飲むのも大切です。
呼吸を意識しながら、無理なく「心地よい」と感じる範囲でポーズを取ることを心がけましょうね。
夜ヨガの特徴と効果
夜ヨガは、1日頑張った心と体を優しくほぐして、リラックスさせるための最適な時間です。
副交感神経を優位にして、心拍数や呼吸を落ち着かせることで、より深い睡眠に導いてくれます。
特に現代人はストレスや緊張が溜まりやすいため、夜ヨガを習慣にすると睡眠の質が大きく改善する人が多いです。
✔ ストレスや緊張の解消
✔ 副交感神経を活性化してリラックスモードに切り替え
✔ 体のコリや疲労をほぐす
✔ 睡眠の質を向上(入眠のスムーズ化、深い眠り)
✔ 翌朝の目覚めを良くする効果
夜ヨガを続けるなら、オンラインサービスを使うのもおすすめ。
「UCHIYOGA+(うちヨガプラス)」は、夜10時過ぎまでライブレッスンがあります。
寝る前の体と呼吸と気持ちを整えるための、ゆる~くリラックスできるクラスもありますよ。
夜ヨガにおすすめのポーズ
ワニのポーズ
背骨の緊張を解き、リラックス。
腹部のマッサージや体幹を鍛える効果も期待できます。
お尻周りのストレッチにより、骨盤周辺の緊張による腰痛の緩和にも効果的と言われています。
ハッピーベイビーのポーズ(アナンダ・バラーサナ)
股関節をほぐし、リラックス効果が期待できるポーズです。
合蹠(がっせき)のポーズ
半身の血行を促進し、リンパの流れをよくするため、婦人科系トラブルの緩和にも効果的と言われています。
リラックス効果も高いため、ベッドの上で寝る前にも取り組みやすいポーズ。
シャヴァーサナ
夜ヨガの注意点
✔ 激しいポーズやテンポの速い動きは避ける
✔ 照明を落として、静かな環境で行う
✔ 呼吸を深くゆっくり意識すること
夜ヨガを行うときは、リラックスを最優先にしましょう。
激しい動きやテンポの速いフローは交感神経を刺激してしまい、かえって眠れなくなることもあります。
ゆったりとした呼吸とともに、体をほぐすようなやさしいポーズを選ぶのがポイント。
また、ヨガの直後はスマホやテレビなどの強い光を避け、照明を落として過ごすと、さらに睡眠の質が向上します。
無理をせず、「心地よさ」を大切にすることが夜ヨガ成功のコツです。
朝ヨガと夜ヨガ、どちらを選べばいい?
どちらを選ぶべきかは、自分のライフスタイルと目的に合わせるのがベストです。
朝ヨガが向いている人
✔ 朝の目覚めが悪い、1日をシャキッと始めたい
✔ 集中力を高めて仕事や勉強に臨みたい
✔ 朝活を取り入れたい人
夜ヨガが向いている人
✔ ストレスが溜まりやすい
✔ 夜なかなか寝付けない、睡眠の質が悪い
✔ リラックスして1日を締めくくりたい
もちろん、朝と夜の両方に短時間ずつ取り入れるのもおすすめです。
5分~10分程度でも、効果は十分感じられることでしょう。
効果的に続けるコツ
朝ヨガや夜ヨガを効果的に続けるためには、まずは短い時間から無理なくスタートするとよいでしょう。
まずは1ポーズだけでもOK!気負わず始めることで習慣化しやすくなります。
毎日完璧にやろうとせず、「できる日にやる」という気楽さを大切にするのもポイント。
ポーズの完成度よりも「気持ちいい」と感じることを最優先にして取り組むと、心身への効果もより高まります。
専用マットやアロマなどリラックスできるアイテムを取り入れると、ヨガの時間が楽しみになり、自然と続けられるようになります。
朝ヨガ・夜ヨガのおすすめスケジュール例
- 6:30起床
- 6:40~6:50朝ヨガ約10分、太陽礼拝+キャット&カウ+チェアポーズ
- 6:50~7:00リラックスタイム軽いストレッチ+深呼吸で、リラックスして1日をスタート!
- ~21:00夕食・入浴夜のリラックスタイム~就寝準備
- 21:30~21:45軽めヨガ約15分、軽めのツイスト系+ハッピーベイビー+シャヴァーサナ
- 22:00就寝へ自然な眠気を誘導。シャヴァーサナのあと、そのまま就寝もよいですね。
ちょっとした時間取り入れるだけでも体と心に大きな変化が現れるのではないかと思います。
ぜひ生活リズムに合わせて取り入れてみてくださいね!
まとめ
朝ヨガと夜ヨガ、それぞれに違った魅力とメリットがたっぷりあります。
朝は活力と集中力を高め、夜は心身をリセットして安眠に導いてくれるーー。
時間帯を意識してヨガを取り入れることで、心と体のバランスが格段に整っていきます。
まずは、試しに3日間だけ「朝ヨガ」「夜ヨガ」それぞれをやってみて、自分に合う時間帯を探してみてください。
きっと、今よりもっと心地いい毎日が手に入ることでしょう。
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