【アメリカで車の免許】取得方法~テスト内容と受かりやすいDMV、日本との違い~

【アメリカで車の免許】取得方法~テスト内容と受かりやすいDMV、日本との違い~

アメリカに留学や転職、駐在で渡米したら、すぐに必要になるのがアメリカの車の運転免許です。

身分証のIDとしても使えますし、何よりアメリカは車が運転できなければとても不便です。

 

実際にアメリカで運転免許の試験を受けて、2度落ちた私が、

 

・受かりやすいDMV
・筆記と実技テストの内容
・必要書類と費用
・運転免許取得までの流れ

 

を説明します。

 

アメリカで運転免許は必要?

アメリカに留学や転勤をするなら、サンフランシスコやロサンゼルス、ハワイなどの地は特に、車の運転免許があった方が便利です。

 

Uber(ウーバー)などの配車サービスも使えますが、通勤通学や買い物にもカリフォルニアやハワイでは歩いて行ける距離ではありません。

 

毎回アプリを使うよりは、留学などの長期滞在の場合は、免許を取得した方が安いことが多いです。

 

レンタカーでも免許があった方がいい?

せっかくアメリカに来ている間に各地に旅行に行くことも多いでしょう。

その場合はレンタカーも借りると思います。

アメリカでレンタカーを借りる際も、アメリカの免許又は国際免許が必要になります

 

アメリカでは車のシェアサービスも広がっています。

民泊アプリのAbnb(エアビーアンドビー)の車版のような感覚です。

シェア相手を探したり、保険の負担額なども、国際免許よりアメリカの免許があった方が、手続きなどが便利な場合が多いです。

 

ただ、国際免許は、1年間有効であり、日本の免許を持っていれば簡単に日本で取得できるため、長期の旅行だけであれば、国際免許でもいいでしょう。

しかし、しばらくの間アメリカに住むのであれば、アメリカの免許の方がID替わりにもなり、便利でおすすめです。

 

カリフォルニア州(サンフランシスコやロサンゼルス)の運転免許取得方法

 

アメリカの運転免許取得の全体的な流れ

1. 筆記試験の予約

2. 筆記試験

3. 路上練習許可証の交付

4. 実技試験の予約

5. 実技試験

6. 運転免許証交付

 

 

アメリカの免許はどこで取れる?DMVとは?

アメリカで、自動車の登録や運転免許に関する業務は、Department of Motor Vehicles(略称DMV)が行います。

DMVに筆記試験や実技テストの予約をオンラインで取ることができます。

 

この予約も、大学生の引っ越しなどが増える6月~9月にかけては非常に混み合います

2週間~3週間待ちということも多々ありますので、早めに予約をしましょう。

 

運転免許取得にかかる期間(時間)

混む時期と場所に寄りますが、たいてい筆記試験の予約に2週間

実技試験の予約までにさらに2週間

そして無事に全てスムーズに合格した場合、実技試験合格から免許証が自宅に届くまで2週間程度かかります。

 

つまり、合計でスムーズに、筆記テストも実技テストも1回で合格した場合でも7週間は最低かかります。

 

そのため、その7週間の間は一人で車を運転できないことになります。

留学や長期滞在の予定の方は、必ず渡米前に日本で国際免許証を発行しておくことをおすすめします。

 

国際免許証は、各県の免許証交付センターに行けば、即日で発行してくれます。
費用は3000円程度です。

 

警察署の公式ホームページで、どのに行けば取得できるか確認ができます。

 

 

アメリカ運転免許取得に必要な書類

日本人が多く行くサンフランシスコやロサンゼルスのある、カリフォルニア州の運転免許を取得できる年齢は16歳以上です。

カリフォルニア州の運転免許を取得するのに必要な書類は以下です。

 

アメリカの運転免許取得に必要な書類
1.ソーシャルセキュリティー番号(カード) 2.パスポート(ビザ+入国スタンプ) 3.I-94(米国出入国記録) 4.実技試験費用 35ドル 5.自分の名前と住所が入った、携帯や光熱費の手紙などから2種類 6.実技試験を受けるときの自動車の州への登録用紙と保険

 

 

1のソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)をまだ取得していないという方は、最初にソーシャルセキュリティーナンバーを取得する必要があります。

ソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)の取得の方法は別途記事にしていますので参考にしてください。

 

 

 

3の「I-94」は、以下のサイトから入手できます。

https://i94.cbp.dhs.gov/

必ず事前にプリントアウトしましょう。

 

 

6の「登録用紙」とは、アメリカの運転免許の実技テストは、自分の車に乗って受けます。

そのため、車を持っていない方は、誰か知り合いに借りなければなりません。

「登録用紙」とは、その車がきちんと、州に対して、持ち主などが登録されているかチェックするものです。

 

車を所有されている人は、必ずこの書類をもっているはずですので、借りる人に聞けば貸してくれるでしょう。

 

 

アメリカの運転免許取得にかかる費用

 

アメリカのDMVで受ける実技試験費用 35ドルです

 

33ドルは免許を取るために必要な費用です。
これには1回分の実技試験費用が含まれます。
全て一度で合格すれば35ドルのみで安く免許取得が可能です。

 

実技試験に一度落ちてしまい、再試験になると、毎回追加で7ドルかかります。

筆記試験の再テストは無料です。

 

 

DMV 筆記試験の予約のし方

DMVの筆記試験は、事前に予約をしなければなりません。

予約方法はオンラインで簡単にできます。

 

DMVのホームページから予約ができます。
https://www.dmv.ca.gov/portal/dmv

 

筆記試験の時は、

”Appointments” (予約)

“Field Office Visit Appointment”(筆記試験の予約)

 

をクリックすると、先に進めます。

カリフォルニアにはいくつかのDMVがあり、希望の場所を選択すると、試験を受けられる日が出てきますので選択します。

一週間程度で受けられるところもあれば、1か月も待たないといけないところがあるので、希望の場所をいくつか入力してみて、早く受けられる日程で行ったほうがいいです。

 

 

アメリカの筆記試験の内容と日本との違いは?

筆記試験は日本語で受けられる?

運転免許の筆記試験は、DMVでパソコンで受けます。

 

言語が選べますので日本語で受けられます。

 

日本語で受ける場合、アメリカの自動車運転ルールは非常にシンプルです。

日本で免許を持っている人は全く心配はいりません。

 

アメリカ運転免許の筆記試験~日本との違いは?~

運転ルールは、右側車線か左側車線かが違うだけで、ほとんどは一緒です。

 

数点、アメリカと日本ではルールが違う点があるのと、カリフォルニア地域は特に、路上駐車と坂道駐車の質問がありますのでそこだけチェックしておけば問題ありません。

 

 

筆記試験の過去問題はどこで手に入る?

カリフォルニアであれば、日系のスーパーに行けばDMVの筆記試験の過去問が手に入ります。

 

サンフランシスコやロサンゼルスにある日本のスーパー(ミツワやニジヤ)にある日系情報誌が毎年過去問を日本語で掲載しています。

 

また、日系の自動車販売会社(ガリバー)などにも置いてあります。

試験内容はほとんどいつも同じですので、これを一度受けておけば問題ないでしょう。

 

筆記試験対策のアプリ

試験対策でオススメの教材は、DMV Handbookという公式PDFです。

日本語版もありますので、安心です。

 

 

また、DMVが出している公式アプリもおすすめの試験対策です。

模擬試験が受けられ、本番にはほとんど同じ内容が出題されます。
携帯からDMVで検索してみましょう。

 

 

筆記試験は何問間違えていいのか?合格ラインは?

全部で36問中、30問正解すれば合格です。

6回までは間違えてもOKです。

 

筆記試験に無事に合格したら、その場で指紋採取と写真を取られ、INSTRUCTION PERMIT(仮免許証)が発行されます。
この仮免許証があれば、アメリカで運転免許を持っている人が同乗していれば、アメリカで運転をしてもOKです。

実技試験に向けて練習をしておきましょう。

 

 

実技試験(Behind-the-Wheel Drive Test)の受かり方

実技試験の予約をする方法

実技試験も筆記試験同様に、DMVの公式サイトから予約をします。
https://www.dmv.ca.gov/portal/dmv

 

実技試験の時は、

”Appointments” (予約)

“Behind-the-Wheel Drive Test”(実技試験の予約)

をクリックすると、先に進めます。

 

行きたいDMVの場所を選択すると可能な日程が出てきます。

 

DMVの実技試験の予約は本当に困難です。
3週間待ちはあたりまえです。

 

できるだけ早く受けられるところを探しましょう。

 

試験管が優しい?実技試験におすすめのDMV

正直に言えば、実技試験に受かるかどうかは、試験管のやさしさにも寄ります!

優しい試験管、厳しい試験管がいますので、周りの人に、どのDMVが合格しやすいか聞いてみてください。

たいてい、現地情報として皆知っています。(笑)

 

 

私のカリフォルニアの試験に受かりやすいおすすめのDMVはSANTA CLARA(サンタクラーラ)です。

 

試験管は3人いますが、皆優しいですし、日本語を勉強中という試験管もいて、日本人に対してもフレンドリーです。

私はサンタクラーラで免許を取得しました。
1度試験に落ちて、再試験で同じところに行くと、覚えてくれていて、少し甘めに採点してくれますよ。

 

次に合格しやすいのが

SAN JOSE(サンノゼ)。

 

ここは3人いる試験管のうち、1人、厳しい女性がいます。
この方に当たるかどうかは運でしょう…。

 

実技試験の内容やテストの判定のし方

まずは車の安全チェックからです。

左ウィンカー、
右ウィンカー、
ライトが前後転倒するか、
ブレーキを踏んでブレーキ灯が光るか、
クラクションがなるか、

 

試験管に点灯させるように言われたら、それを行います。

 

次に試験管が助手席に乗ってきて、車の各部位の名称が分かっているか確認されます。

ワイパーを動かすレバーはどれか。
ヘッドライトを点ける方法
くもりどめはどのボタンか、
ハザードはどれか
手信号で左折、右折、ストップ(減速)を示すようにいわれます。

 

ここまで全てができれば、いよいよ出発です。

 

SANTA CLARA(サンタクラーラ)のDMVで走るコースは、危険なところもすくなく、合格しやすい理由の一つです。

 

ただ、夕方4時頃になると、学生やスクールバスが増えてくるので、面倒です。
できるだけ3時までに終わる時間で予約しましょう。

 

何をしたら不合格になるのか?

試験官は減点方式で採点をします。

15個までのMinor Errorは許されますので、安心してリラックスして試験をうけましょう。

 

ただ、一回だけミスしただけで不合格判定になる項目(Critical Error)があります。

 

右左折前に死角(Blind Spot)確認をしなかった
一時停止をしっかりしない
バック時に肩越しに後方確認しなかった
左折時に指定されたレーンから外れる
著しいスピード違反

 

などが代表的で、そのほかは試験管の裁量によります。

 

 

免許が取れたら早めに車の購入と保険の手配を

無事に合格すると、その日にDMVで一時的な免許証(TEMPORARY LICENSE)が発行されます。

その後、2週間から2ヶ月で本物の免許証が自宅に届きます。

 

免許証はIDとしても使えますし、やっとパスポートを持ち歩かなくてもよくなりますので、便利です。

 

カリフォルニアで免許が取れたら、グランドサークルやヨセミテ国立公園など、ロードトリップで色ろなところに行けます。

 

ただ、免許を取るには、予約から実際に本物のライセンスが届くまで時間がかかります。
ぜひ早めに対策をして、予約をしておくことをおすすめします。

 

免許を取ったら車の購入や保険加入も必要になります。

自動車保険についてと、車のアメリカでの購入方法については別途記事にしていますので参考にしてください。

 

 

 

その他、アメリカ生活のお役立ち情報はこちらです。