運動不足解消やストレスマネジメントなど、ヨガの効果が非常に注目されるようになりました。
ヨガスタジオに体験に行く方や、オンラインヨガで手軽にヨガを始める人も増えていますね。
レッスンでやったあのポーズの名前ややり方はどうするんだっけ?と、後で自分で勉強をしたい方も多いのではないでしょうか?
そこで、初心者でも理解をしやすいように自宅でできるヨガの基本ポーズが学べる本、マタニティや男性向けの本、
もっとヨガの知識を深めたい方向けの解剖学やヨガ哲学の本について、
ヨガインストラクター資格を持つ筆者がおすすめの本を紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
ヨガの【基本ポーズ】が学べるおすすめ本
まずは基本のポーズのやり方や、できない場合の練習の方法、さらに呼吸のタイミングなどをチェックしたい方におすすめです。
ポーズのステップや効果も詳しく書かれているため、ヨガインストラクターさんも参考になるでしょう。
YOGAポーズの教科書
TV・雑誌でも有名な「ヨガ」の第一人者、日本ヨーガ瞑想協会会長綿本彰さんの本です。
基本のヨガのポーズが全て詰まっています。
きれいなポーズをとることではなく、呼吸を組み入れたヨガのポーズができるようになるまでのプロセスが細かく書いてある本です。
初心者はもちろん、インストラクターの方も、生徒にどのように教えたらいいのか、もう一度再確認ができるような内容です。
著者、綿本彰さんは銀座有楽町にヨガスタジオもあります。
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有名インストラクターのレッスンを受けてみよう!講師とスタジオ一覧
DVDつき 深堀真由美の基本のヨガ入門
こちらは、超・超初心者の方でも安心して始められるヨガの本です。
30年のインストラクター歴を持つ女性著者による本で、DVDもついています。
「身体を伸ばす」ことをまずは注力した本です。
そのため、ポーズを正しくきれいに取りたいという方よりも、まずは身体を動かしやすくストレッチから始めたいという段階の方におすすめの本です。
少し古い本になりますのが、amazonで中古の販売があります。
マタニティヨガの人気の本
妊娠中の方はもちろん、産後のママはお子様がいますから、なかなかヨガスタジオには行けません。
安産に導く適度な運動のマタニティヨガ、自宅で赤ちゃんと一緒にヨガができる、そして産後の体力回復に効果がある産後ヨガの本は、女性やパパからのプレゼントとしても人気があります。
マタニティ・ヨガLesson―DVD付
都内でワークショップなどを行い、ヨガインストラクターの中でも有名なヨガスタジオ、「スタジオ・ヨギー」監修のDVD付きの本です。
落ち着いた声のインストラクションに沿って、ゆったりリラックスした時間を過ごせます。
妊娠の時期別のおすすめポーズなどが載っており、赤ちゃんとの出会いに備えて身体を動かすことができる本です。
発売から15年経ちますが、未だに売れ続けており、amazonのレビューもとても高いです。
キレイで元気なママになる Happy産後ヨガ (DVD付)
「心身のバランスを取り戻し、美しく元気に子育てできる“育児力”も養える」ことを目的にした本です。
産後の体は、バランスを崩しやすく、体力も弱っています。もちろん子育てのストレスもあるでしょう。
赤ちゃんとスキンシップを取りながら楽しくヨガを一緒に行える、心と身体に優しい内容です。
男性向けのヨガ入門書
サーフィンやロッククライミングをする方にもヨガは非常に効果的であると知られているため、ヨガの人気は今や男性にも広まっています。
しかし、男性もOKなヨガスタジオは日本ではまだ限られており、まずは本で自宅でヨガを始めようという男性も多いかもしれません。
そんな男性のヨガ初心者にも人気の本です。
男のヨガ
TBSの情熱大陸でも特集されたことがある、ヨガインストラクターの更科有哉さん監修の本です。
大判の本なので、マットの前で本を広げて取り組みやすいのが特徴です。
アシュタンガヨガという、筋力を使う動きのあるヨガを基本としているため、男性のトレーニングには最適です。
嬉しいのは、ポーズ頃にURLが載っていて、携帯からそれを読み込むことで、ポーズを確認できるという点。
自分でわざわざ動画検査などしなくても、良質なヨガ指導者の動画も合わせてみることができるのです。
amazonで中古書籍が販売されています。
はじめてのメンズヨガ 〜男のための心と体を鍛えるヨガ〜 [DVD]
うれしいDVD付きの入門書です。
男性にもヨガをしてほしいという著者、浅野祐介さんは、茨城を拠点に都内でも男性向けヨガレッスンをよく開催しています。
毎年行われている神宮球場での無料ヨガでも講師として参加されていますので、一度レッスンを受けてみるといいかもしれません。
本の内容は先ほどの「男ヨガ」よりも、より初心者向けの内容ですので、ヨガや他の運動は全くしたことがないという方にはおすすめです。
ヨガ哲学を分かりやすく学べるおすすめのヨガ本
ヨガを初めてしばらくすると、「ヨガをもっと深めたい。ヨガについて知りたい。」と思うようになるのではないでしょうか。
ヨガのインストラクター資格コースの中にも、ヨガの哲学を学ぶ時間は必ず組み込まれています。
しかし、ヨガ哲学は「ヨガスートラ」と呼ばれる古典書に基づいており、現代人にとっては理解するのがとても難しいです。
そこでヨガの経典「ヨガスートラ」を読み解く、解説書のおすすめ本を紹介します。
やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ
向田みおさんの書いた「やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ」は、私自身、一番お世話になった本です。
ヨガスートラを最も簡単に、分かりやすく説明された本です。
ヨガスートラの翻訳本ではありますが、解説がしっかりしてあります。
この本に出会う前に私は、他の本を色々と読んでいましたが、この本で初めて、ヨガスートラの内容に触れることができたといっても過言ではありませんでした。
著者の向田みおさんは、東京の老舗のヨガスクール「Under The Light」でレッスンを開催しており、オンラインクラスも開講していますのでチェックしてみてください。
インテグラル・ヨーガ
先に紹介した「やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ」よりも、より原文に近い形でヨガスートラを読んでみたいという方には、こちらの本がおすすめです。
ヨガスートラの翻訳がされているものですが、解説の内容は、より原文に忠実です。
私は正直なところ、こちらの本を最初に読んだとき、途中で挫折をしてしまいました。
まずは「やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ 」、そののちにこの「ヨガインテグラル」の順に読むと、よりヨガの本質、考え方が頭に入ってきやすいと思います。
インストラクターにおすすめ!図解YOGAアナトミー アーサナ編
ヨガインストラクター養成校の「アンダーザライトヨガスクール」が発行している、ヨガ指導者養成ティーチャートレーニングコース公式テキストです。
解剖学を、美しいグラフィックで解説しています。
ヨガのポーズを取ったときに、どの筋肉やどの身体の部分が伸び、どのようにアプローチされているのかが図で分かりやすいものです。
レッスンをしながらアジャストがしやすくなり、より知識あるインストラクターとしてレベルアップできる本です。
まとめ
ヨガの本は、初心者向けのものや、インストラクター向けに解剖学まで詳しく書かれている本、さらには哲学の解説書など、たくさんあります。
目的に合わせて、ぜひヨガの学びを深めてみてくださいね。
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